凪が苦戦するウルトラマンの勝利を確信していたのは

　ウルトラマンネクサスの最終EPで孤門は遂に凪から光を受け継い
で変身し、姫矢のジュネッスや憐のジュネッスブルーにタイプチェン
ジしてダークザギと戦う。

　ただしジュネッスのオーバーレイシュトロームはザギの体を包んだ
ものの消滅させる寸前に弾き飛ばされるし、ジュネッスブルーも最強
のビースト・イズマエルを撃破したオーバーアローレイシュトローム
を右手で弾き飛ばしてしまう。

　当然のように和倉隊長は‘イズマエルを倒した技も通じないとは’
と驚愕の表情を浮かべるのだが、意外にも凪は‘大丈夫ウルトラマン
は負けません’と力強く答えるのだった。

　本来なら絶望するべき状況にありながら凪が憑きものが落ちたよ
うな穏やかな表情を浮かべての答えるのはデュナミスト達に未来を
予知する能力があったと考えられる。

　姫矢が全く見ず知らずの孤門を溝呂木眞也の手から救い続け、憐も
孤門をパートナーとして活動していたのを見ると無意識のうちに孤門
こそが光を継ぐ者という位置付けにしていたのではないか。

　凪も当初は孤門を頼りない後輩と見ていたのだがナイトレーダーで
ウルトラマンの存在を信じながら戦っているのを見て心を動かし、
最後はレーテの闇に堕ちた自分を救い出してくれたという事が
決定的になったのだろう。