日本代表、W杯直前合宿へ出発=米フロリダからブラジルへ―サッカー〔W杯〕(時事通信) - goo ニュース
W杯初戦のコートジボアール戦まで残り16日となった今日アルベ
ルト・ザッケローニ監督率いるサッカー日本代表が合宿地のフロリダ
に向けて出発した。
ブラジルW杯のグループステージで日本が戦うレシフェやナタル
にクイアバの3会場は暑いようだから、豊富な運動量で勝負する日
本にとっては厳しい条件だと言われているので暑さ対策が必須条件
だろう。
ただマスコミが言うように日本は暑さに弱いのだろうか?
日本代表が暑さに弱いという最大の根拠として06ドイツ大会で
オーストラリアから残り5分から3点を叩き込まれて逆転負けした
カイザースラウテルンの惨劇が挙げられる。
ただしこの敗戦は当時の監督であるジーコが日本が培ってきた暑さ
対策を無視していただけでなく中田英寿をはじめとした一部の選手の
みが走り続けるという歪な戦い方だったと思うので、あまり参考には
ならないし他の試合では今日付けのスポニチにも載っているように
日本代表は もともと暑さには強い。
高校サッカーのインターハイやJリーグは夏に行なわれているし、
代表チームのアジア予選も暑い地域で戦うケースが多い事から暑い
所での戦いの経験値は高いのだ。
ちなみに06ドイツ大会では同じ条件での戦いだったクロアチア戦
は0-0の引き分けだし、02日韓大会も暑い中でのグループステージ
では2勝1分だったのに対し敗れたトルコ戦は小雨がそぼ降る肌寒い
コンディションでの試合だった。
それを考えるとオーストラリアに残り5分で逆転負けした試合は
例外と見るべきだし、暑さの中での試合には他の3カ国に比べアド
バンテージを持っていると考えていいだろう。
あとはフロリダ合宿で どこまで暑さに馴化できるかという事が
カギになると思うのだ。