ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
柔道のプロ化は避けられない
今朝の新聞に載っていたのが、山下泰裕が国際柔道連盟の
理事から落選し日本から発言力のある理事がいなくなった事。
新会長は柔道のプロ化を宣言し、09年から世界GPを開始する
というもの。
正直言って私は、この案に賛成だ。
と言うのも柔道が国際競技となりメジャー化した限りはプロ
化するのは当然と思うのだ。
欧米には日本では常識の企業アマ制度というのは存在しない。
高いレベルを目指すならプロになるしかないのだ。
かつてはサッカーを全く相手にしないぐらい観客を集めていた
ラグビーが、人気低下したのは95年に行われたW杯でニュージー
ランド相手に145ー17という国辱的な大差で敗れてからである。
95年のW杯の惨敗は選手達のプロ意識の違いから始まっている。
アマチュアリズムを死守するかのようなプロ化反対のスタンス
だったラグビーが96年からプロ化に踏み切り、日本はその流れに
乗り遅れたのだ。それ以降ラグビー人気はジリ貧状態。
国際試合で勝てない競技は人気低下するのだ。
だから日本もあらゆる競技で世界を相手に戦うならプロ化する
しかないという簡単な結論になる。
ところが日本では年配者を中心に’プロとはカネに拘る卑しい
もの’という考えが根強く残っている。
これがプロ化を阻む精神的な要素になっている。
面白いのが欧米では’レベルアップは試合を積み重ねてこそ’
という考えがスタンダードで、だからこそ選手やチームは多くの
試合をこなしていく。
ところが日本は’未だにレベルアップは練習でやるべきで試合
は練習の成果を発表する場、練習で培ったものを試合で出し切れ
ば結果は問題ではない’という考えを持った選手達が多いのだ。
だからそういう考えを持った人々は、GPのように多くの試合を
こなすイベントを’試合ばかりして練習する暇がない’と批判す
る。
考えてみると各地を転戦して回るプロツアー方式は、テニスだ
けでなくモータースポーツや陸上、スキー、スケートなどメジャー
競技はこの方式を取り入れている。
スキーのジャンプなどは、各国を転戦して回るW杯に全戦参加し
始めてから実力をつけて長野五輪の栄光に結びつけた。
そもそも国内大会主体の強化法自体が時代錯誤も甚だしいのだ。
’柔道の本質が変わる’と悔やむ前に欧米を始めとした世界中の
メジャー競技に昇格した事を喜ぶべきだろう。
その代償としてのプロ化は、いつかは通る道なのだから。
理事から落選し日本から発言力のある理事がいなくなった事。
新会長は柔道のプロ化を宣言し、09年から世界GPを開始する
というもの。
正直言って私は、この案に賛成だ。
と言うのも柔道が国際競技となりメジャー化した限りはプロ
化するのは当然と思うのだ。
欧米には日本では常識の企業アマ制度というのは存在しない。
高いレベルを目指すならプロになるしかないのだ。
かつてはサッカーを全く相手にしないぐらい観客を集めていた
ラグビーが、人気低下したのは95年に行われたW杯でニュージー
ランド相手に145ー17という国辱的な大差で敗れてからである。
95年のW杯の惨敗は選手達のプロ意識の違いから始まっている。
アマチュアリズムを死守するかのようなプロ化反対のスタンス
だったラグビーが96年からプロ化に踏み切り、日本はその流れに
乗り遅れたのだ。それ以降ラグビー人気はジリ貧状態。
国際試合で勝てない競技は人気低下するのだ。
だから日本もあらゆる競技で世界を相手に戦うならプロ化する
しかないという簡単な結論になる。
ところが日本では年配者を中心に’プロとはカネに拘る卑しい
もの’という考えが根強く残っている。
これがプロ化を阻む精神的な要素になっている。
面白いのが欧米では’レベルアップは試合を積み重ねてこそ’
という考えがスタンダードで、だからこそ選手やチームは多くの
試合をこなしていく。
ところが日本は’未だにレベルアップは練習でやるべきで試合
は練習の成果を発表する場、練習で培ったものを試合で出し切れ
ば結果は問題ではない’という考えを持った選手達が多いのだ。
だからそういう考えを持った人々は、GPのように多くの試合を
こなすイベントを’試合ばかりして練習する暇がない’と批判す
る。
考えてみると各地を転戦して回るプロツアー方式は、テニスだ
けでなくモータースポーツや陸上、スキー、スケートなどメジャー
競技はこの方式を取り入れている。
スキーのジャンプなどは、各国を転戦して回るW杯に全戦参加し
始めてから実力をつけて長野五輪の栄光に結びつけた。
そもそも国内大会主体の強化法自体が時代錯誤も甚だしいのだ。
’柔道の本質が変わる’と悔やむ前に欧米を始めとした世界中の
メジャー競技に昇格した事を喜ぶべきだろう。
その代償としてのプロ化は、いつかは通る道なのだから。
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