Jリーグは広島の逆転優勝での連覇で幕

最終節で逆転、広島連覇=横浜M、勝ち点1差で2位―J1(時事通信) - goo ニュース

 昨日行われたJリーグの最終節で勝てば優勝だった横浜がアウェーで川崎に
0-1で敗れたのに対し、2位だった広島がアウェーで3位の鹿島に2-0で勝って
逆転優勝を飾った。

 2位の広島に対し勝ち点2の差をつけている横浜は共にアウェーでの最終戦を
迎えるのだが横浜が勝てばACL圏内に入る可能性を残す川崎での試合なのに
対し、広島も数字の上では勝てば優勝の可能性があり負けるとACL圏内から
脱落する可能性がある鹿島での試合というのだから ただでさえ対戦相手は
ホーム最終戦でモチベーションが高いだろうから両チームとも楽には勝てないと
考えていた。

 問題なのが広島は得失点で横浜を上回っているので広島が1-0でも勝って
しまうと横浜は引き分けでは勝ち点で並び得失点差で下回るので優勝を逃す
という事になる。

 TV中継は地上波が横浜戦でBSが広島戦だったので数字の上では両チームに
優勝の可能性があるBSの鹿島-広島戦を見ていたら優勝するには大差で勝つ
しかないはずの鹿島が意外にも慎重に攻めていたため静かな展開で試合は進む
一方で、常時速報が入ってくる川崎での試合も0-0のまま進み前半は両会場とも
0-0で終了か?と思っていた35分に広島が先制する。

 これで このまま進めば広島の優勝という形になったのだが追い討ちをかけた
のが前半終了間際に鹿島の大迫が2枚目の警告で退場になって更に広島が
優位になった。

 こうなると‘勝たなければ’いけなくなった横浜は焦るだろうと思っていたら何と
54分に川崎が先制したではないか!

 これで流れは広島に傾き55分過ぎから優勝が見えてきたからか広島が鹿島の
反撃を許す場面が増え再三ピンチを迎えるもののGK西川を中心に凌ぎきり、
反対に70分には2点目を奪って鹿島の反撃を無得点に抑えて2-0で勝った
1分後に横浜が川崎に敗れ広島の連覇が決まった。

 仮に横浜が先制していればベテラン揃いのクレバーさが生きて逃げ切ったのだ
ろうが、前節の新潟戦同様ボールを保持して攻めまくりながら得点できずに
1チャンスで決められて焦りが出て精度が落ちズルズルと・・・というパターンに
なってしまった。

 悪く言えばどんぐりの背比べかもしれないが残り2試合で優位に立った横浜が
最終戦で逆転されて優勝を逃すなど1ステージ制ならではのスリリングさが十分
堪能できたシーズンだったが、仮にプレーオフがあれば ここまでの盛り上がりは
ないのではないかと思うので15シーズンから導入しようとするプレーオフシス
テムは蛇足に過ぎないと考えるのだ。

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