ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ライダーマン誕生から40年
今から40年前の今日73年12月8日に初登場したのがライダーマン。
仮面ライダーV3のサブキャラとして登場したものの決して強くなく、最終回の
1話前に東京を狙ったプロトンロケットに乗り込んで爆破させて行方不明になった。
10月下旬ぐらいから‘もうすぐライダーマンというキャラが登場する’という情報が
出回っていて写真を見ると右手がカギ爪になっていたりとか異色のデザイン
だったから‘どれだけ強いのか?’と思っていたら案外弱くて驚いたものだ。
右手の義手がパワーアーム・ロープアーム・ドリルアームなどに変形できるのが
特徴だが、ドリルアームなど使おうとしたら電源がなくて使用できないという笑え
ないシーンまであった。
もっともデストロンの科学者・結城丈二が度重なる作戦の失敗をヨロイ元帥から
押し付けられ硫酸のプールに浸けられて殺害される寸前に部下達から助けられた
ものの、既に右手を溶かされており開発中だった義手のカセットアームを取り付
けた形だから改造されたのは右手のみで ほとんどが生身というのだから弱くても
仕方なかったのだが。
そのせいか当初 変身する結城丈二にとって敵はあくまで自らに濡れ衣を着せ
部下達をカマクビガメに殺害させたヨロイ元帥であり、首領は自らの親同然と
考えていたしデストロン自体を世の中を変えるための組織と洗脳されていたので
デストロンへの憎しみはなかった。
過去の仮面ライダーではイベント的に1号or2号ライダーが助けに現れるという
シーンはあったが途中から登場してセミレギュラーとなるキャラはライダーマンが
初めて。
しかもV3でいえば最初が自らの26の秘密の解明編から始まりドクトルG編に
キバ男爵編、ツバサ大僧正編と続いてヨロイ元帥が登場して‘また同じパターンか’
と思わせていたところにライダーマンが登場するのだから中だるみが出かねない
状況にカツを入れる形になった。
途中から もう1人のライダーが登場し最初は対立していたものの途中から
主役と打ち解けて協力して戦っていくというのはアギト以降では平成ライダーの
定番だが、その設定の元祖がライダーマンだったのでライダーマンの存在は
思った以上に大きいという事だろう。
« 2014サッカーW... | Jリーグは広島... » |
こういうキャラは、当時としては珍しかったですね。
山口さんが、あんなに早く亡くならなければ、もっと後期のライダー作品でお顔orお声を拝見・拝聴できたろうな、と思うことあります。
そんなに強くない、という設定も斬新だったです。
そうですね、影のあるキャラでしたからヒーローに相応しくない行動を度々取っていたのが印象的でしたよ。
やはり あの演技は山口氏でなければ無理だと思ってしまいますね。
途中から登場したなら強いはずという概念を見事に破壊してくれましたし・・・