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こーじ苑
スーパーボウルチャンピオンは再びNYジャイアンツ
スーパーボウル、ジャイアンツが4度目の栄冠(読売新聞) - goo ニュース
日本時間の今朝インディアナポリスで行われたNFLスーパーボウルは4年前
と同じくNYジャイアンツがニューイングランドに21-17で逆転勝ちして、ニュー
イングランドを返り討ちにすると同時に4度目の優勝を飾った。
今回は4年前とは逆にNYジャイアンツ有利という予想の中で始まる。
最大の理由がDFがNYジャイアンツの方が上だし、スーパーボウル制覇経験
のある両QBのうちNYのイーライ・マニングの方が4年前同様ここ一番で力を
発揮するタイプだけに その予想も頷けた。
第1Qで いきなりジャイアンツがセーフティーで先制し、更にキックオフリターン
からの攻撃でTDまで結びつけて9-0とリードした時点でNYジャイアンツの圧勝
かとも思われていた。
ところが第2Qに入り それまで不調だったニューイングランドのQBブレイディの
調子が上がりFGで3点を返すと92ydのドライブを敢行し終了間際にTDパスが
決まって10-9でニューイングランドが逆転して前半を終わり、後半最初のキック
オフリターンからのドライブで再びTDを挙げて17-9とリードを広げる。
その後NYジャイアンツも反撃し2つのFGで2点差まで追い上げて第4Qに入る
ものの、いずれもTDチャンスを逃してのFGだっただけに不利と見られていたニュ
ーイングランドディフェンスが踏ん張っていた。
第4Q開始早々にブレイディがゴール前までロングパスを投げるがインターセプト。
ここからのドライブでパントに終わり、ニューイングランドが残り9分半からロング
ドライブを敢行してパントに終わったものの6分近く時間を使ったのでNYジャイア
ンツは厳しいかと思われた。
ところがタイムアウトが1つしかない状態で残り3:46で自陣12ydからドライブが
始まり、マニングが最初のパスでハーフウェーラインまで通して流れを変える。
ここから3分近く使ってTDランを決めて21-17と逆転しただけでなくニューイン
グランドの攻撃時間を57秒しか与えなかったのだ。
これがFGでの3点ならブレイディも1分以内でタイムアウト1つあれば60yd進
めてFGで逆転勝ちできるのだが、TDを取らないといけないといけないというのは
厳しかった。
それにしてもNFCのサンフランシスコ-ニューオリンズではないが逆転した
ものの残り時間があったばかりに・・・というケースがあったので、特に第4Qでは
互いに得点するだけでなく いかに時間を消費するかというアメフトならではの醍醐
味が味わえた素晴らしい試合だった。
特に逆転TDランを決めたブラッドショーがゴールラインを割る前に わざとダウン
して更なる時間稼ぎをしようとするシーンは印象に残る。
思えばニューイングランドにとって4年前にイーライ・マニングのスーパープレー
から逆転負けして以来2シーズン連続でプレーオフに進めず、昨シーズンは第1
シードになりながら初戦でNYジェッツに21-28で敗れるなどツキが落ちている
形だったので4年前の雪辱を果たして‘黄金時代再び’と目論んだのだが また
しても終了間際の逆転負けという事になってしまった。
一方NYジャイアンツのQBイーライ・マニングが最終ドライブで最初の攻撃で通
した38ydのパスが試合を決めた形になったのだから、マニングの ここ一番の
勝負強さが流れを変えた形でMVPも当然だろう。
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さらに、逆転のドライブが始まる前の攻撃でニューイングランドがパスを成功させて試合を決めきることが出来たら…と言うような「勝負のあや」も堪能できました。
日本では一部ファンの人気に留まっているアメフトですが、やっぱり凄まじく面白いゲームですね!
まったく その通りで、逆転TD前のニューイングランドのドライブがインターセプトされる前にWRの落球がありましたからね。
あれがなければ あのまま・・・と思ったりします。
しかし逆転TDのRBがライン手前で止まろうとしたり、DF側が前を空けてTDさせようとしたり駆け引きの虚々実々が今回ぐらい楽しめた試合は無いですよね。