帰ってきたウルトラマンがゼットンにリベンジしてから40年

 今から40年前の今日72年3月31日は帰ってきたウルトラマンの最終回がOA
され、ウルトラマンは初代を倒した‘宿敵’ゼットンに勝って故郷のM78星雲を
襲撃するバット星連合部隊と戦うために坂田次郎少年が‘ウルトラ5つの誓い’を
叫ぶ中で旅立った日である。


 1年前に待望のウルトラの新作としてスタートした帰ってきたウルトラマンは
私が初めてリアルタイムで見たウルトラで小学2年生で新作情報を知りつつ見て
いたのだが、最終回の敵がゼットンだと知って初代ウルトラマン最終回の悪夢を
思い出し‘また負けるのでは・・・・’と不安に思っていた。


 しかも今度はバット星人という巨大化した敵との戦いだから‘ゼットンだけでも
大変なのに・・・・’と思っていたのだ。


 冒頭で郷とルミ子の結婚式のシーンがあったりと意外な展開から始まるものの、
それはルミ子の夢での話で次郎と共にバット星人から拉致されて監禁されていて
星人は2人を人質に取り郷にゼットンとの決闘を申し込むというもの。


 ただガッカリしたのが登場したゼットンの着ぐるみが劣化していて決して強そ
うに見えなかった事で実際スペシウム光線で あっさりと倒された時には違和感
が拭えず、最近ネットなどでゼットンに対する研究で ようやく初代が なぜ敗れて
帰ってきたウルトラマンが勝てたのかが分かったのだが・・・・


 思えば このEPは第1話と同じ上原正三脚本・本多猪四郎コンビで、特に上原
正三にとってはメインを張った最初で最後のウルトラだったわけだしゴジラシリー
ズの本多監督が唯一監督をしたウルトラだったのだ。


 これ以降 上原正三はエースでは前半サブライターとなるもののタロウの2話を
最後に昭和ウルトラマンを離れてしまうのだが、金城哲夫が沖縄に帰った後に
ウルトラを次世代に引継いだ最大の功労者の1人だろう。

 
 ウルトラマンが地球を去るのは寂しかったが次週からウルトラマンAが地球に
やってくるのが分かっていたし、ウルトラ兄弟が揃うという事でワクワクしながら
4月を迎えたの
だった。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ブレスレッドで (屯田兵由紀夫)
2012-03-31 23:56:57
クビチョンパ 串さし
ガキの俺には刺激強すぎて
興味無くした記憶がある
「ヤメタランス」の回だけは別
あれは名作ですよ

ゼットン??着ぐるみも物語としても初代に劣る
ブレスレッドなきゃ1番弱いよね兄弟のなかじゃ

 
 
 
怪獣世界の紀伊国屋文左エ門2代目 (餃子少年)
2012-04-01 16:04:38
何と言いますか確かにあのゼットンは無いですよね。ウナギに例えていうなら、初代が国内産の天然物で二代目は中国産の養殖物と言ったところでしょうか・・・
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2012-04-01 23:22:44
>屯田兵様
 たしかに初代との差はブレスレットの有無ですからね。

 そこで差別化を計ったのでしょうけど・・・・

>餃子少年様
 その比喩すばらしいですし、言いえて妙ですよ。
 
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