ありがたい指サック

　現在私は町内の中間連絡員をしており、主な仕事は月に1度配布
される市政だよりの仕分け作業だ。

　各組内の件数分を仕分けるのだが市政だよりの他に市が主催する
お知らせのチラシや回覧物も入るので、市政だよりの中に入れたり
回覧物は別にしておかなければいけない。

　それを1件にチラシを何枚か入れていく作業をしているとチラシ
が重なって最後は足りなくなってしまい、やり直す事もしばしば
あるわけで原因は指先が乾燥していて取りづらい事にある。

　昔なら指先をペロリと舐めてめくっていたのだろうけど、今の
ご時世では不衛生なので蒸しタオルを横に置いて湿らせて行って
いた。

　ところが今月から指サックという新兵器？の投入で、随分楽に
なってきたのだった。

　実はコレ地元校区地域活性化の事務局から、差し入れられたシ
ロモノ。

　以前記したように12月4日に市の子どもカルタ大会が3年ぶりに
開催されるため、参加者募集の申込書を10月17日付で小学校から
配布してもらう予定になっていた。

　例年なら申込書の原稿を職員室に持って行き印刷してもらって
いたのだが、今年度からシステムが変わり同じ校舎内にある地域
活性化室のPCでプリントアウトして職員室に持って行く事になっ
たのだ。

　プリントアウトした原稿を全校生徒分コピーするのだが、200
枚以上あるので紙詰まりなどで失敗コピーも出るためチェックし
て枚数も確認する必要がある。

　そこで役に立つのが中間連絡員でのスキルだが10枚単位で確認
して行く時に例によって指先が乾燥して数えにくそうにしている
と、事務局長が‘コレ使ったらいい’と言って差し入れてくれたのが
指サック。

　なるほどコレがあればゴムだからしっかり引っかかって数える
のが楽だから、大いに作業も捗り終了後に指先もカサカサになら
ずに済み市政だよりの仕分け作業も捗ったのだ。

　こうしたちょっとした道具で、作業が捗る事を改めて実感した
のだった。

　差し入れてくれた事務局長、ホントにありがとうございました。