ベスト4が出そろった九州大会だが

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221026-0248

　来年の選抜高校野球の事実上の予選となる秋季地区大会が各地で
行われているが、九州大会は10月23日から沖縄で開催されており
昨日26日に準々決勝が行われベスト4が出そろった。

　例年選抜の九州の出場枠は4だからベスト4に入ると基本的に出場
権確定となるので準々決勝が最大のヤマ場となるわけで注目の1日
となった。

　まず長崎日大が日本ウェルネス沖縄に11－4と7回コールド勝ちし
大分商が東福岡に2－1で逆転勝ちすると、沖縄尚学は明豊に3－2で
サヨナラ勝ちし海星は西日本短付に3－2で競り勝ったわけで4試合
中3試合が1点差の接戦になっている。

　ここでベスト4に入るという事は選抜出場権ほぼ確定だが、準決
勝でコールド負けすると準々決勝の3試合が接戦だっただけに厳し
くなってしまう。

　特に県予選2位通過だった大分商と海星はコールド負けすると、
県予選1位で準々決勝で競り負けた明豊や西日本短付あたりが接戦
負けだから非常にマズい事になる。

　以前の九州大会は開催県から1校多い3校出られていたのだが、
最近は2校づつの出場だから16校参加になっている。

　ところがベスト8の顔ぶれを見てみると福岡・長崎・大分・沖縄
の2校づつが勝ち進み、佐賀・熊本・宮崎・鹿児島の4県の代表は
初戦敗退と明暗がモロに分かれた形だ。

　残念なのは敗れた4県の1位校中で熊本の東海大星翔が海星に3－
4で競り負けた以外は、宮崎商は東福岡に0－7で神村学園は大分商
に0ー10とコールド負けし佐賀北もウエルネス沖縄に2－6と完敗し
ているのだ。

　これが県1位校が初戦で優勝チームに競り負け、残り試合を圧勝
続きで制すると分からないかもしれないが現状では初戦敗退チーム
の出場はないだろう。

　それを考えるとベスト4の4校はコールド負けしない事を、残れな
かった4校は準決勝のコールド決着を祈っているのかもしれない。