ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
バンクーバー五輪で日本選手は金妍児に 勝てるのか?
12月4日から行われていたフィギュアスケートのグランプリファイナルの
女子シングルでは優勝候補の金妍児がSP2位から逆転優勝を果たした。
一方のライバルである浅田真央は今シーズン不調でファイナルに残れ
ず、安藤美姫はSPで1位だったがフリーではミスもあり 2位となった。
さて本番のバンクーバーでの戦いを考えると・・・・・
基本的にフィギュアスケートの女子シングルは表現力で競うものであって、
難易度の高いジャンプをいかに決めるかという競技ではない。
実際にサラエボ&カルガリーではカタリーナ・ヴィット、アルベールビルは
クリスティ・ヤマグチに前回のトリノでは荒川静香と表現力で勝負するタイプ
の選手が金メダルに輝いている。
どうしても国内では分かりやすさを求める傾向が強いので‘難易度の高い
ジャンプを決めれば・・・・’的な報道が多くて辟易するし、一般の視聴者をミス
リードしている。
前回のトリノでは海外のメディアは世界王者の経験がある荒川静香を有力
候補に挙げていたが、国内では安藤美姫の4回転ジャンプが成功するか
どうかに話題が集中していたのが いい例だ。
だから表現力の高い金妍児が当然のように優勝候補筆頭で日本は前回
荒川静香が金を取っているので日本の選手が よほどいい演技内容でないと
ジャッジが‘日本の連覇より韓国初の金’という目で見る可能性が高い。
とはいえ磐石ではないのも事実。
アルベールビルの伊藤みどりのように国内で唯一の優勝候補となればプレ
ッシャーのかかり具合は尋常ではないし、初出場とだからなおさらである。
特に韓国ではフィギュアスケートは決してメジャーではないので、金妍児の
肩にフィギュアスケートがメジャーになるかどうかの浮沈がかかってくるの
だからプレッシャーたるや伊藤みどりどころではない。
昨年のGPファイナルが いい例だが、強いSPで僅差に付けて先に演技する
フリーで完璧な演技をすれば金に相当なプレッシャーがかかってミスをする
可能性は高いし、GPの開幕戦から絶好調なので五輪本番では調子が下降
気味というケースも考えられる。
前記したように女子フィギュアは表現力を競うのがメインだが、されど
ジャンプ。
浅田真央や安藤美姫が表現力で肉薄し難易度の高いジャンプを完璧に
決めれば金を取れる可能性は高いだろう。
特に安藤は今回のGPファイナルで日本人1位になれば出場権を獲得と
いう縛りがあったため冒険を控えた演技内容で無難にこなしたので金から
逆転されたが、五輪本番では得意のジャンプで勝負に出るだろう。
やはり五輪で金を取りたいならソウルの鈴木大地がバサロの
距離を伸ばしたり、アテネの野口みずきのロングスパートの
ような失敗したら表彰台アウトというギャンブルを恐れずに
仕掛けないとダメなのだから。
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審判にカネ払っているのは噂なので置いとくとしても、相手選手への卑怯な言動。それを棚に上げて6分間練習での合法的妨害(何でも相手選手たちにぶつかる寸前までいくそうです)。負ければ負けたで責任転嫁……。
そこへもって、最近はあまりやってないようですがお台場テレビのヨイショぶり、これは同局のスケート中継をご覧になればお分かりになると思います(なお同局の平日昼11時半のニュースはこちらでは、小ネタ報道で半島話が多いです。なので私は在宅していればこの時間はBS汐留のを見てます)。私は右寄りでも愛国者でもありませんが、あれにはちと閉口です。
私にはスケートの亀○、(平均的日本人なのか)スポーツにフェアプレーを求める性もあり、ああいう卑劣な選手にはこれ以上勝って欲しくないですね。
私も昼は、お台場TVのニュースを見てましたが、最近は全く見てません。
そしてフィギュアスケート中継でも演技の時しか見ないようにしてます。
そうでないと煽りまくりますからね。
ちなみに金は五輪本番では勝てないと思っている
クチです。
日本選手が勝てなくてもロシェットあたりが勝つの
でないないか?と思ったりするのですよ。
やはり金は仕上がりが早すぎたと思ってます。
>仕上がりが早すぎたと思ってます。
つまり、まだ地獄を経験してない。その地獄が本番あたりに起こりそうな可能性もあるわけです。その時にどういうスケートができるか?
地獄を経験した真央ちゃん、イケると思いますよ。
やはりシーズンは長いので不調モードに入る事は、
よくある事。
76モントリオールの男子体操のエースだった笠松が
大会直前になって盲腸炎になり、手術を受けて出場できなくなった事を思い出します。
もう数日どちらかにズレていたら出られたのに・・・と
全く運がないですよね。
浅田が どこまで巻き返せるか?
全日本選手権が楽しみですね。
前にも申しましたが、スポーツ人の勝手なランキングで第3位、1位2位がN神様O神様なので、これ以上は行けない地位(神様は別格なので実質第1位)にあるものですから……。
うろ覚えですが、毛沢東は「負けを知らぬ人間など恐れるに足らない、本当に恐ろしい相手は負けを知っている人間だ」と言ったそうです。
また安芸の海に70連勝を阻まれた双葉山は彼に負けたのはその一度きり、二度と負けませんでした。
そう、かつてない地獄を体験し、その地獄から這い上がってきた人間は一回りも二回りも大きく強くなります。その大きさ強さは必ず奇跡を、いや当たり前のことを残します。
ボクシングではアリとフォアマンがそれでしょう。
負けなしのフォアマンに対し、フレージャーに敗れた事があったアリは敗北の怖さを知っていたのでフォアマンの殺人パンチをロープアドープで軽減したとはいえ耐え切ったようですね。
それから20年後にフォアマンはモーラーのパンチに耐えながら大逆転の右一発で20年ぶりの王座に返り咲いてます。
やはり負けを知った者は強いですよね。
ここからは「釈迦に説法」になってしまいますが
だがそこにアリの巧妙な作戦、フォアマンは攻め一方で来るから必ず防御のアナができる。ご存じのようにアリはヘビー級の割にはパンチ力はあまりなく、そのかわりに動体視力と蝶のように舞い蜂のように刺すフットワークを持ってましたから。そして防御の隙ができるまで耐えて、隙を見せたところで逆転の一発。
その時フォアマンは何で負けたかわからなかったそうで、次の再起戦も格下相手に負けてしまい、坂道を転がって行きました。が、後は仰る通り、キンシャサの奇跡に敗れたフォアマンは自らのキンシャサの奇跡で再び世界王座に返り咲いたわけです。
どんな大選手でも全ての試合で勝てるわけありません。負けることもありますし、負け以上の地獄に落ちることもあります。ですが大選手ほどその地獄から大きく強くなって戻ってくるものです。負けを知っているからこそ、努力研鑽を怠らず大輪の花を咲かすことができるのですから!
私はバンクーバーのリンクは地獄に落ちる穴だらけと見ています。その地獄に地獄に落ちたことがない人間が落ちた時……。
確かに あの試合は呆気に取られました。
ただ後日聞くところによるとフォアマンは、アリから様々な挑発を受けて精神的に‘早く倒して立ち去りたい’という状態に追い込まれていたそうです。
確かに‘アリ、ボンバイエ’と四六時中叫ばれていれば、そうなってしまうかもしれませんね。