海洋汚染での侵略をするならば

 ミラーマン32話・今救え死の海でのインベーダーの目的は海洋汚染。

 シーキラザウルスが口から噴出する生物の神経を麻痺硬直させてしまう毒液
で海を汚染して生物を死滅させようとするもので、海洋汚染を中和する薬の調合
法を記した岩野教授のマイクロフィルムが娘・怜子の指輪の中に隠されていたと
いうもの。


 海洋汚染で海の生物を死滅させる陰謀といえばマイティジャックの13話・
怪飛行船作戦でもあった。


 僅かな量であらゆる生物を死滅させる細菌ガスを開発して太平洋魚類全滅
作戦を敢行。


 細菌ガスをレーダーで探知されにくい大型飛行船スカイマンモスで撒き散ら
そうとするのだが、最終的にMJ号との砲撃戦で あっさりと撃墜されて細菌ガス
噴霧計画は失敗するのだった。


 確かに細菌ガスを撒き散らしても海流などの関係で一箇所から撒いて死滅
させるというのも大変なのだが、このガスをスカイマンモスに全て搭載しての
作戦だったので飛行船を撃破されたら即失敗というものだ。


 その点インベーダーの毒液を噴出する怪獣を出現させてというのは悪くないし
毒液攻撃でミラーマンをピンチに陥らせたものの、わざわざミラーマンと戦わせ
るよりゲリラ戦的に あらゆる所に出没させて汚染させまくった方が賢明だった
のではないかと思ってしまう。


 まぁMJ号やミラーマンと戦わせないといけないという裏事情があるにせよ、
あまり利口な作戦ではないと思ってしまうのだ。


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