ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ゴジラオールナイト83、特撮魂復活!
83年10月に翌84年がゴジラ誕生30周年でシリーズ復活を記念し今はなきテアトル西新という映画館で3週連続のオールナイトが行われた。1週ごとに違う内容だが
第1週:8日~14日
ゴジラ 三大怪獣地球最大の決戦 ゴジラの息子 ゴジラ対メガロ
ゴジラ対メカゴジラ 怪獣王ゴジラ(海外版)
第2週:15日~21日
モスラ対ゴジラ 予告編特集1 キングコング対ゴジラ 予告編特集2
メカゴジラの逆襲 怪獣大戦争 オール怪獣大進撃
第3週:22日~28日
大学映画研究会による自主映画 南海の決闘 怪獣総進撃
ゴジラ対へドラ ゴジラ対ガイガン ゴジラの逆襲 ゴジラ 青字は特典映画
私が行けたのは第2週、ただし当時修行中という事で本来はマズイのだが日曜の営業終了後に住んでいた師匠の自宅2階から内緒で抜け出してタクシーを拾い15分かけて会場に到着した。
到着するとキングコング対ゴジラが始まる頃で久しぶりにスクリーンで見るゴジラの雄姿に圧倒された。
予告編特集2は地球防衛軍、宇宙大戦争、妖星ゴラス、宇宙大怪獣ドゴラ、南海の決闘 海底軍艦、キングコングの逆襲、緯度0大作戦、サンダ対ガイラ ETC
見る度にやたらと平田昭彦や佐原健二が登場するのにあきれる自分がいたが妙に面白く俳優の名前を意識して覚え始めたのがここからだ。
インターバルには伊福部マーチがガンガンかかり否が応でもゴジラのムードを醸し出す。メカゴジラの逆襲は最初に見た頃はあまり好きになれない1作だったけど映画館でじっくり見るとわりあい楽しめたし平田昭彦と佐原健二がキンゴジから13年後の作品だけにけっこう老けて見えた。
その後のインターバルになると劇場の外に出ても誰も文句を言わないしかえって外で気分転換しないと睡魔に襲われる危険性まであるのだ。 最後のオール怪獣大進撃が終ったのが7:00、既に夜は完璧に明け太陽が異常に眩しかった。バスに乗って帰宅するが帰路にクリーニング屋に寄り品物を持ち帰る事で‘いかにも早起きしてクリーニングの品を取りに行った’と師匠達にアピールする。
それから自宅に帰郷すべくバスに乗り込んだが間もなく睡魔に襲われ1時間半後に到着しても目が覚めず運転手から起されるハメになった。
それ以降怪獣好きの心にスイッチが再び入り現在まで続く事となる。
師匠に見つかったら大目玉というリスクを負って敢行したこの冒険、
本当に行ってよかった!
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それぐらい皆、オリジナルに飢えていたし、当時はまだビデオソフトも高額で手が出せなかったものでした。
私も途中から、役者のチェックをやりはじめて、口にペンライトをくわえて、ノートに書くという離れ技をやっていました。(最近、キリーの舞台で、またやった)
土屋義男さんや、伊藤久哉さん、橘正晃さんにレターを出して、お返事をいただいたり、「遊びにいらっしゃい」と言われて、ずうずしくも本当に行ってしまったのも、懐かしい思い出です。
でも週替わりで上映て、魅力的ですねえ。
こんな上映の仕方もあったのですねえ(+_+)
レンタルビデオ屋がまだ出始めの頃でしたからね。
土屋さんなどはホントに言ってくれそうですね、みうら
じゅんが村上冬樹さんに蕎麦屋に連れて行ってもらったと
いう話も当時聞いてましたから。
>まみ様
同部屋の先輩が「今回だけぞ」と協力してくれたのが
大きかったですね。レンタルビデオの普及した今ではできないでしょうね。便利なような、寂しいような。