日本、ジャンプ団体4位=世界ノルディック(時事通信) - goo ニュース
スウェーデンのファルンで開催されているノルディックスキーの
世界選手権で日本時間の深夜に行われたジャンプ団体では1回目に
2位だった日本だが、2回目に距離を伸ばせず4位に終わってメダルを
逃しメダル有望種目のジャンプと複合の日程を終了した時点で銀:1、
銅:1のメダル2個に終わりそうだ。
今大会のメダルは女子ジャンプで伊藤有希が銀を取ったのと、
ジャンプ混合で銅メダルという結果でメダル獲得数は同じだが
前回ジャンプ混合が金から銅に順位を落とした形になった。
複合はソチ五輪NHの銀メダリスト・渡部暁斗が今シーズンは
調子が昨シーズンほどではないためかチーム全体でジャンプに
安定感がなく、クロスカントリーも上り坂で突き放される展開
が目立ちチグハグな流れを変えられず特に最後のLH複合団体は
ジャンプで2位ながらドイツだけでなくノルウェーなどにも か
わされての6位というのが象徴的だった。
一方の男子ジャンプは苦手のNHで竹内択が5位に入って いい
スタートを切ったかに思えたが、LHでは葛西の11位が最高で
団体でも先述したように1回目に2位につけながら2回目で風に
恵まれずに4位に終わるなどコチラも男子のみではメダルなし。
大会全般を通して日本のジャンプが飛ぶ時に風に恵まれて
ないなとは感じていたし、そういう意味では運もなかったと
言える。
もっとも昨年のソチでは いい流れで葛西が銀を取り団体
でも銅を獲得できたのだから、毎回いい流れが来ないのも
当然だ。
五輪翌年という事もあり複合では渡辺剛弘、ジャンプでは
小林潤志郎ら若手が出てきて経験を積んだのは収穫だったの
で2年後の世界選手権ではどこまで伸びているか成長が楽しみ
ではある。