先日ゲッターロボのようなメカが合体するロボットアニメが最近
減少しているというネタを上げたのだが、考えてみると私が合体メ
カを初めて見たのはキャプテンウルトラのシュピーゲル号だろうか。
バンデル星人の宇宙船群相手にキケロ星人のジョーとロボットの
ハックが乗ったパーツが分離して3機で迎撃するシーンに しびれた
わけで、直後の番組であるウルトラセブンに3機に分離合体するウル
トラ警備隊のメカ・ウルトラホーク1号が登場する。
この流れは第2期ウルトラでは途絶えていたがミラーマンにSGM
の大型戦闘機・ジャンボフェニックスに引き継がれている。
ただしシュピーゲル号やホーク1号にジャンボフェニックスなど
基本は大型戦闘機で機の一部が分離合体するスタイルになっている
のに対し、ゲッターロボのような複数の小型メカが合体して大型の
メカになるのはウルトラマンネクサスに登場するナイトレーダーの
クロムチェスターあたりまで待たないといけない。
当初のクロムチェスターはα号とβ号の2種類しかなく、それ
ぞれが独自に行動していたのだが途中からγ号が投入されて初めて
合体しストライクチェスターとなったのだから円谷系では珍しい
パターンだったのだ。
もっとも東映の戦隊モノではゲッターロボのように通常のメカが
合体して巨大ロボットになるパターンが定番なので、東映の伝統は
受け継がれている事になるし円谷よりも一日の長があるのだろう。