今週OAされた電光超人グリッドマン11話・危険な贈り物は、
地底怪獣テラガイヤーが水道局のコンピューターに侵入し水を強
塩酸に変えてしまうという展開。
テラガイヤーはコンピューターワールドの地底=シリコン基盤の
中に潜り込みシステムを書き換えて水道水を強塩酸に変えるだけで
なく、対グリッドマン用に足枷まで準備してグリッドマンの動きを
封じて強酸のガスを浴びせ痛めつけるのだが一平の開発したツイン
ドリラーとサンダージェットがサポートで投入され形成が逆転する
わけだ。
以前も記したようにグリッドマンはコンピューターワールドの中
でのみの戦いだから他のシリーズのように防衛チームは登場しない
一方、一平が作り出したアイデアを実体化させてアシストウエポン
としてグリッドマンを援護する事ができる。
これを見て思い出したのがミラーマンで登場する防衛組織SGMは
当初インベーダーの破壊工作を見破るのみの分析チームだったので、
インベーダーや彼らが送り込む怪獣と実質ミラーマンのみが戦うパ
ターンだった。
ただしSGMは創始者が宇宙物理学者の御手洗博士という事もあ
り最初は光線銃のソルガンが投入され、途中から3機が分離合体す
るジャンボフェニックスが投入されてSGMも一緒に戦い始める。
グリッドマンでも最初はゆかと一平がグリッドマンの戦いを見守
るだけだったのがアシストウエポンを一平が開発し始め、バリアー
シールドから始まり今回は遂に戦闘機サンダージェットをゆかが地
底戦車のツインドリラーを一平が操作してグリッドマンをサポート
する。
ミラーマンのジャンボフェニックス登場編がミラーマンが大ピン
チに追い込まれた場面で颯爽と援護して行くわけだが、今回のグリ
ッドマンも足枷の罠で脱出できないグリッドマンの援護に投入され
るわけで妙なカタルシスがある。
そういう意味ではグリッドマンも回が進むにつれて徐々にパワー
アップしていく作品というのが、今回のEPで示唆された事になる。