山本、日本人最高の4位=2時間8分44秒で五輪確実―びわ湖毎日マラソン(時事通信) - goo ニュース
ロンドン五輪・男子マラソンの選考レース最終戦のびわ湖毎日マラソンが今日
行われ、一般参加の山本亮が競技場内で中本健太郎を逆転し自己記録を3分
以上上回る2:08:44で4位に入りロンドン五輪の代表を確実にした。
レースは25㌔まで集団で走っていたがペースメーカーが外れたところで一気に
アフリカ勢がスパートし堀端のみが付いて行ったものの寒さから終盤に脱落し
後ろから追い上げた中本から逆転され、その中本も競技場内で山本から抜か
れて5位に終わった。
またしても外国人ランナーのスパートに付いて行けず脱落したランナーを拾っ
ていったランナーが日本人トップになるという嘆かわしい結果になってしまった
のだが、各レースの日本人1位を比べると福岡の川内と東京の藤原が実業団
所属ではなく今回の山本は一般参加ランナーと これまでの実業団所属の招待
ランナーが1人も日本人の中ですらトップを取れないという惨状に変わりはない。
特に‘元祖山の神’とマスゴミがもてはやしていた今井正人は25㌔を過ぎて
トップランナーがスパートすると付いて行けなかっただけでなく、粘れずにズル
ズル後退してしまう醜態を見せ付けられると箱根のエースがマラソンでは通用
しないという事が今回も証明された形だ。
堀端も寒さにやられたとはいえ35㌔過ぎからダメになるという駅伝ランナー
特有の症状が出ているのに対し、びわ湖4位の山本は1万mの歴代4位の
記録を持つようにトラックのスピードがモノを言う時代にトラックのスピードを磨
かず駅伝の練習ばかりやっている報いを実業団の中心ランナーは受けている
感じだ。
とりあえず3人目の代表ランナーには今回5位の中本や東京6位の前田和浩
らが有力視されているが、意味のない走り込み合宿と駅伝の練習にばかり精を
出し海外の賞金レースすら走らない最近の実業団ランナー達の醜態を見ていた
ら川内優輝にチャンスを与えた方がリオに向けた将来性がありそうな気がして
ならない。