先入観に囚われるとエライ事になる

 6月23日にWBCライト級王者のエイドリアン・ブローナーがWBAウエルター級
王者のポール・マリナッジに判定勝ちして3階級制覇を達成したのだが、ブロー
ナーのファーストネームである‘エイドリアン’と聞くと我々の世代ではロッキー
シリーズでタリア・シャイアが演じたロッキー・バルボアの奥さんを彷彿してしまう。

  つまりエイドリアンは女性の名前という先入観があったのだ。

 とはいえテキサスでダルビッシュ有のチームメイトであるベルトレイもファースト
ネームは‘エイドリアン’であるから決して女のみの名前ではないのだが、やはり
ロッキーシリーズでロッキーが戦いを終えた後に絶叫する‘エイドリア~ン’という
のが我々の頭の中にエイドリアン=女性というイメージがインプットされたのだ。

 そういえば私が中学の時にOAされていたTVアニメのキャンディキャンディに
アンソニー・ブラウン・アードレーという美少年キャラが登場していた。

 途中でキツネ狩りの時に乗った馬が罠に足を挟まれた拍子に落馬して死んで
しまうのだが、それ以来‘アンソニー=美少年’というイメージがインプットされて
しまった。

 ところが実際に‘アンソニー’という名前の有名人では怪優のアンソニー・ホプ
キンスをはじめゴツいアンソニー・クイン、NBAのNYニックスでプレーしている
カーメロ・アンソニーに98年にスワローズでプレーしていたエリック・アンソニー
など美少年とはほど遠い面々ばかりなのだ。

  以前プロレスラーのボボ・ブラジルやサッカーのペレを見てブラジル=黒人の
国という イメージを持った事があったが、アンソニーやエイドリアンで抱いて
しまうイメージは それ同様なのだろう。

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