平成ゴジラのVSシリーズが、メルトダウンで終わったのは

 平成ゴジラはゴジラが人類の脅威という位置付けで押し通された
ので圧倒的に強いゴジラというキャラが定着した。

 ただし無敵ぶりがエスカレートすると収集がつかなくなるわけで
人類の脅威ならば どこかで動きを止める必要が出てくるし、当初は
火山のマグマに飲み込ませるというのが とりあえず現実的で実際84
ゴジラのラストは三原山を噴火させて飲み込ませるというもの。

 火山の噴火に巻き込ませるというのはラドンやサンダ対ガイラで
使われたパターン。

 特に死なない細胞のサンダやガイラは突如隆起してきた海底火山
の噴火に巻き込ませて行方不明にさせるという結末で、強引に終わ
らせた形だ。

 ところがvsモスラでは当初バトラ相手に南の海で戦っている間に
海底の火山脈の噴火に巻き込まれる形で行方不明になっていたのが、
マグマの中を泳いで富士山の噴火に乗じて現れるのだから火山の噴
火に飲み込ませるという終わらせ方は無理になった。

 一方のvsビオランテでは抗核バクテリアで行動を抑え込むという
パターンがあったが、これは核兵器を無力化できるという効力がある
ものの白神博士という優秀な科学者なしでは作れない。

 とりあえずVSシリーズのゴジラは巨大な原子炉という設定だった
のでカドミウム弾や抗核バクテリアといった対抗要素があったのだが、
最終的にメルトダウンを起こして消滅するという終わらせ方がベスト
だったのかもしれない。

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