オリンピックのライブ観戦は

　スポーツ中継はライブに拘っていた。
　やはり何でも先に結果を知ると味気ないものである。
　今回の五輪は北京だから時差がない、だから観戦も楽である。

　五輪中継は、まともに見始めて9回目だ。
　通常の時間帯にライブ観戦できるのは88ソウルと00シドニーぐらいで、
あとは時差との戦いだった。
　しかし眠い目をこすりながら必死に観戦するのに対し、通常の時間帯に
観戦できるのは正直あまりありがたみを感じないのだ。

　アメリカ大陸開催だった84ロスや96アトランタは現地のゴールデンタイム
が日本では早朝から昼前なので、予選観戦は夜更かしだが決勝は楽
だった。
　ただ予選を見ないで決勝を見ても興奮度は今ひとつ、やはりプロセスを
しっかり踏んでの決勝観戦は興奮度が違う。

 　ヨーロッパ大陸開催は92バルセロナや04アテネだ。
　コチラは反対に17:00ぐらいから予選が始まり、決勝は夜中から明け
方に行われる。
　バルセロナの頃は営業終了後の20:00ぐらいから仮眠を取って 23:00頃に
起きて朝まで観戦していた。　

　アテネの頃になると体が もたないので、3日起きていたら1日は休養日を
入れるなど時間ずらしを行い、後から録画でもOKの競技時間に仮眠を
取って観戦していたのだった。

　やはり睡魔と戦いながらの観戦こそ五輪観戦の醍醐味だろう。