ルパン三世を初めて見てから40年

　今から40年前の今頃ルパン三世の第1シリーズがOAされていて、友達は
見ていたのだが私は親の反対で なかなか見られずに悶々としていたのだが
初めて見たのが この日にOAされた「ニセルパンを捕まえろ！」だった。

　理由は2つあって1つは裏番組がカルピス名画劇場で当時アンデルセン
物語がOAされていて当然ながら親はコチラを見せたがるし、もう1つはルパン
三世自体が週刊アクションという大人向けのマンガが原作だったし子供番組に
しては際どいシーンが多々あったからだ。

　以前も傷だらけの天使のネタで扱ったように私のような長男は見られない
ケースが多く、兄や姉がいる友達は一緒に見るので知っているというパター
ンで徐々に見ている友達が増えていった。

　とはいえ友達が見ているのに自分だけ見られないというのも悔しいものが
ある。

　特にチャーリー・コーセイが歌うエンディングは凄くカッコいい雰囲気で見て
いる友人達が歌っていたのだが、その歌詞をノートに書き込んで覚えようと
して実際に聴いてもないのに覚えてしまったのを思い出す。

　それが今にして思えば最終回まで残り4話となった20話・ニセルパンを捕ま
えろ！を初めて見る事ができたのだが、この時には既に石川五エ門はルパン
の仲間になっていた。

　ただし幸いにして1・2年後には再放送で見る事ができたので概要は基本的に
分かるようになっていたし、中学になって別の小学校から入学してきた連中の
中で最初に仲良くなったのがルパンマニアのような同級生だった。

　しかもルパン三世を見ていたことでアルセーヌ・ルパンに ついて興味を持ち
奇岩城などのルパンシリーズやルパン対ホームズでシャーロック・ホームズの
存在も知る事ができたのでルパン三世の功績は大きい。

　ちなみにリアルタイムのOA時に あれほど反対していた母親が第2シリーズ
からは見事にハマって率先して見るようになっていたのは意外だった。