サントリーが9年ぶり優勝=三洋電機4連覇ならず―ラグビー日本選手権(時事通信) - goo ニュース
今日秩父宮ラグビー場で行われたラグビー日本選手権ファイナルでサント
リーが社会人王者の三洋に37-20で勝ち9年ぶりの優勝を決めると共に、
三洋の4連覇を阻んだ。
試合はPGで先制した三洋に対し直後に自陣ゴール前でのターンオーバーから
のトライで逆転してペースを掴み逃げ切った。
本来カウンターからトライまで行く三洋が自ら仕掛けて行き攻勢に出るものの、
サントリーから反対にカウンターを食うというパターンで失点しペースに乗れず
自慢の守備も今シーズン最多の5トライを許す。
前半にPGで追い上げて行った時にはSファイナルを思い出したが後半に
入ってトライを奪って反撃ムードに入ったが、その直後に失点という典型的な負け
パターンになってしまった。
どうしても日本選手権といえば新日鉄釜石と神戸製鋼の7連覇というのが金字
塔だが、4連覇も八幡製鉄が達成している偉大な記録。
だから三洋が達成すれば八幡製鉄に並ぶのだったが、やはりサントリーも社会
人プレーオフファイナルと同じパターンでやられるわけにはいかなかったし意地を
見せた形になった。
そういえばサントリーは神戸製鋼の8連覇を止めたのを思い出した。
連覇をストップさせるという伝統は健在だったという事か。
とはいえ前半の18点差から一時は9点差まで三洋が追い上げるという緊迫感の
あるファイナルに相応しい好ゲームだった。