ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
野球解説者も頭の切り替えが必要
巨人 連夜のサヨナラ勝ち 鈴木尚がプロ19年目で初劇打
京セラドームで行われたジャイアンツ-ベイスターズ戦の3戦目は
8回にジャイアンツが1点を先取すると9回にベイスターズも澤村と
山口に3安打を浴びせて追い付いたのだが、その裏ジャイアンツは
代走で出ていた鈴木が2アウト1・2塁からサヨナラタイムリーを放ち
対ベイスターズ戦3連勝を飾った。
ただ個人的にTV観戦をしていて違和感を感じたのが赤星憲広氏の
コメントである。
例えば0-0で迎えた8回にベイスターズは1番の石川が初球を打ち、
いい当たりのショートゴロに倒れたのだが‘初球を打つなとは言わ
ないが、早いカウントから打つと菅野を楽にさせるのでじっくり見
て行った方がアウトになっても菅野を苦しめる事ができた’との事。
確かに昭和およびセ・リーグの野球はこれがセオリーなのだろうが、
その考えこそがパ・リーグに圧倒されている要因だと思うのだ。
逆に言えば回も押し詰まって先頭打者を歩かせたくないのだから
確実にストライクを取りに来る球を打ちに行くという姿勢こそが
大事なわけで、ベイスターズは筒香をはじめ思いっきりのいいスイ
ングが持ち味の選手が多く前半首位に立ったのも このスタイルで
打っていたからではないのか。
また1点リードされた9回に先頭の宮崎がヒットで出塁し6番のバル
ディリスに打たせていると‘確実にバントで送って1アウト2塁を
作った方がいいのに’というコメントも出していた。
つまり‘とりあえず同点’という考えだろうが頼りになるリリー
フはクローザーの山崎ぐらいだし結果的に登板したのが昨夜サヨナ
ラHRを打たれたエレラだった事を考えると、安定感のない澤村だか
らこそ代打攻勢で一気に逆転し山崎で締めるという考えがないのか
と不思議でたまらない。
赤星氏はタイガースOBでセの野球を基準にして解説しているのだ
ろうが、こういう解説を聴いているとOB達は自分達の経験則で状況
を判断して解説をしているわけで‘最近の野球はこうだから’という
コメントは あまり聴かないのが実情だし残念だ。
伝統を守る事は大事ではあるものの、それに固執すれば進歩はない
わけでプロ野球界のOB達は自分達のコメントが下手すれば世論をミス
リードしてしまうという事を肝に銘じて解説をして欲しいものだ。
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また打者の特性も見事に別れてしまって....交流戦でパに散々打ちこまれた原因を考えなければ、セの勝ち越しなんて遠い夢です。
山田や川端、畠山で打ち勝つ野球をしているのはウチくらい...これで先発がしっかりしてくれれば言う事ないのですが(^_^;)
スワローズには01年に先発が石井一久ぐらいだったにも拘わらず、五十嵐&石井&高津の3枚に強力打線で日本一に輝いた事がありますから成功体験として置いてないと
損ですよ。
パのスタイルに近いのはスワローズとベイスターズと思うのですが。