ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
スポーツ紙の売り上げ不振は自業自得
以前アップされた 広尾晃氏のブログの記事によればここ10年
ほど前からスポーツ紙の売り上げが落ちているというが、子供の
頃から読んでいる私にとって90年代以降スポーツ紙の内容が劣化
している事を実感する。
98サッカーW杯フランス大会終了後にフリーのスポーツライター
達が書いたサッカー関連の本が大量に出版されたのだが、その中に
元スポーツ紙記者だった加部究氏の「サッカーを殺すな」という本
ではスポーツ紙における記事構成のスタンダードが書かれている。
その中で‘戦評などは契約している評論家に任せて お前達は人間
ドラマを書いとけばいい’と入社した時に先輩記者から言われてい
たとの事。
当時は野球中心だったので‘プロになれなかった記者の目よりも
プロOBの評論家の目の方が正しいし、読者からも信用されている'
という理由なのだろうが「○○の逆転タイムリーは前の打席でスト
レートを打っているので今度は変化球勝負だろうと考えて変化球を
打ったもの」という記事よりも「○○の身内が病気で入院している
ので元気付けるために絶対に打ちたいという気持ちが逆転タイムリ
ーになった」という記事の方が受けるという事なのか。
こういった内容の記事だとライトな読者には受けるかもしれない
だろうが本当に野球好きの読者にとっては物足りないし、昨今スポ
ーツ紙が売れてないのも料金を払ってまで読む価値がないとスポー
ツ好きの読者達から思われているのだろう。
スポーツ紙も多士済々なので幾つもある中の1紙が こういった
内容なら個性として許容できるのだろうが、最近は全紙が同じ内容
では本当に野球が好きな層は買わないしネットのコラムを読んだり
ベースボールマガジンをはじめとした雑誌を購入するのではないか。
ただでさえスポーツ紙は平日で言えば22面中9面ぐらいしか純粋
なスポーツの記事がなく残りはギャンブル&芸能ネタなのだから、
よほどスポーツ好きが読みたいと思う記事がなければ金を払って
まで買う事はないだろう。
更に頼みとするプロOBの評論家達が最新のトレーニング法や戦術
理論を真っ向から否定して自分達の現役時代の経験論でものを言う
ケースが目に付くので、サ○デー・モーニングの‘喝’氏のコーナ
ーを喜ぶ層を除けば信用されなくなって当然だし追い討ちをかけた
のが11年前の球界再編騒動で揃って10球団1リーグ制を唱える
オーナー達を擁護し選手達の年俸の高騰を批判した事である。
また記者達も取材拒否を恐れてバイアスのかかった記事ばかり書
いているので、成長がないし記者達の主張も感じられない。
加部氏は‘サッカー雑誌が多いのはスポーツ紙に満足してない読
者が購入して読むから'と記しているが、最近郊外書店に行けば定番
であるベースボールマガジンだけでなく野球小僧などの野球雑誌の
種類が増えているのを考えると本当の野球好きがスポーツ紙を見限
り始めたのではないかと思うのだ。
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記事の内容と関係なくて申し訳ないのですが、今日放送された『ウルトラマンX』にネクサスが出たので、懐かしくて来させて頂きました。
恐らく其方では放送がまだだと思いますので内容の言及は控えますが、観ていて昔を思い出しました。
あれから10年、随分と長い時間が経ってしまいましたが、一応なんとかやっております。
寒い季節を迎えますので、御身体にお気をつけてお過ごし下さい。
失礼致しました。
昨夜ようやく見ましたが橘副隊長って凪っぽいところ
ありますよね。
敵キャラもDVD版にしか登場してないバグバズンブルードを登場させるし、監督も最終EPの阿部雄一が演出するなどネクサス好きにはニヤリとするシーンがいくつもありました。
とりあえず毎週金曜日にはネクサスネタを上げてますし、明日そのネタを使う予定ですから楽しみにしてくださいね。