壁に背中を付けた四股踏みを始める

 現在11月2日のチビッコ相撲大会に向けた朝練を行っている最
中だが、2週目からは四股踏みを体育館の壁に背中を付けて行う
ようにした。

 昨年までの四股踏みは土俵と同じ直径のサークルの周囲を囲む
体操用マットの上で車座になって行っていたのだが、見ていると
徐々に背中が曲がって前傾姿勢になってきているに気付いた。

 実際に申し合いをしているのを見ると必要以上に前傾姿勢にな
る子が何人かいるわけで相手の懐に頭を付けるのはいいが、頭を
下げ過ぎて はたき込まれたり下手すると首を痛めかねないので
何とかする必要があると思っていたのだ。

 そこで背中を壁に付けて四股踏みをすればと思ったのだが、これ
は昨年のチビッコ相撲に来場した貴乃花親方が子供に背中を壁に付
けて四股踏みをさせていたのを思い出した。

 もともと四股踏みは背筋を伸ばして行わなければいけないので
昨年までは‘空気イスの要領’と言っていたのだが、なかなか子供に
理解させるのは難しかった。

 貴乃花親方が教えた壁を背にする方法なら最初に背中を壁に付け
て空気イス状態を作り、そこから四股踏みさせれば背筋が曲がると
子供にも分かりやすいと思うのだ。

 やはり背筋を伸ばして腰だけを落とすというのは意外に難しいわ
けだが、これをマスターしておくと腰を相手の下に宛がう形になり
有利な体制を取れるし はたき落されるリスクも減る事になるし今年
のメンバーは5年と4年が中心なので今年マスターできなくても来年
マスターできればいい。

 キックベースもそうだが毎年同じ事をしていては進歩はないしマ
ンネリズムに支配され子供達も飽きてダレてくるので、教える方も
何らかの工夫が毎年必要になるのだが壁に背中を付けて行う四股踏
みは昨年チビッコ相撲を取材したローカル番組で流れていたネタで
ある。

 昨年は小学校にローカル番組が取材に来たわけで、その番組中で
壁に背中を付ける四股踏みが紹介されたというのも何らかの縁を感
じるのである。

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