日本スポーツ界の快挙!荒川静香金メダル

 昨年の今日は荒川静香が金メダルを取った日である。
 22日に行われたSPで荒川は僅差の3位に着けた。
 4位以下との差を考えるとよほどの失敗がなければメダル
は大丈夫だろうと思えたがフィギュアは何が起こるか分から
ない、とはいえ最終組が登場するのは6:00頃からなので一昨
日に比べてそこまで早起きの必要がなかった。
 注目の最終組の演技順は最初にSP1位のコーエンが登場、
ところがウォームアップから動きが硬く案の定ジャンプで転
倒するミスで失敗する。恐らくSP1位ではあるがスルツカヤの
影にプレッシャーを受けていたのだろう、スルツカヤに対し
大技を決めてプレッシャーをかけたいという思いがミスを誘発
したと思われる。
 続く荒川はジャンプこそ難易度を落としたが観客が総立ちで
拍手する素晴らしい演技、得点には加算されないと思われたイ
ナバウワーも決める。これほどの拍手を貰うとジャッジも高い
点を与えざるを得ない。
125.32という高得点を叩き出しトップに踊り出た。
 不運だったのは村主章枝、総立ちの拍手の後の演技だったの
で悪い演技ではなかったが思ったより得点が伸びず113,48に留
まる。
 荒川トップで迎えた最終演技者が女王・スルツカヤ。
 ただスルツカヤにはジャッジとの戦いがあった。荒川に勝る
拍手を得なければ勝てないと感じていたためか、やはり演技は
今一つ。そして転倒!この時点で荒川の金が決まった!
 ‘トリノの女神は荒川静香にキスをしました’という刈谷アナ
の名アナウンスが印象的な栄光の瞬間だった。
 それにしても女子フィギュアでの金はボクシングでいえばヘビー
級タイトルを獲得したぐらいの価値が、サッカーでいえばW杯での
優勝ぐらいの価値のある快挙だ。
 フィギュアスケートの最終種目が女子シングルというのを見ても
よく分かる、これまで日本が獲得したオリンピックをはじめとした
世界大会の金の中である意味最も価値があるものだろう。
 
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コメント
 
 
 
刈谷アナって (柴田真紀)
2007-02-26 00:51:29
 「伸身の新月面の描く放物線は、栄光への架け橋だ!」
 とか、名アナウンスが多いですね(なんとなく、いかにも前もって用意していたという感もあるケド)。
 普段、相撲中継やっているときには、あんまり印象に残るアナウンスをしていないし。

 ところで、イナバウアーって、「後ろにのけぞる」ポーズのことだと、かなり最近まで思っていました。
 本当は、足の開き方と横にすべるスケーティングのことだったんですね。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-02-26 13:56:36
>柴田真紀様
 刈谷さんはホント巡り合わせのいいところがありますね。島村俊治アナもよく金メダル実況してましたが刈谷さんも同じような運があります。羽佐間さんはなかったですけどね。
 
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