お化けより怖い山崎努版・多治見要蔵

 今日は8月20日だから先週の今頃は盆休みだったわけで時の流
れの早さに驚くわけだが、思えば1週間前の13日は平尾台の千仏
鍾乳洞に39年ぶりに出かけたのだった。

 千仏鍾乳洞の思い出といえば42年前に萩原健一主演の八つ墓村
が公開された時に、鍾乳洞の中が舞台になるし水の中を移動した
りしていたので八つ墓村の鍾乳洞をイメージしながら歩いていた
のだ。

 そして壁際にせり出した部分があると多治見要蔵のミイラが鎧
を付けて祀られていた猿の腰かけを思い出し‘あそこに鎧武者のミ
イラはないよな’などとも友達と言っていたのだ。

 それにしても八つ墓村においては本編の殺人事件よりも多治見
要蔵が32人を殺戮して行く場面が最も印象深く、作品自体の最も
印象的なシーンといえるだろう。

 そういえば7月19日に行われた6年の親子レクでは校内お化け
屋敷を行い保護者がノリノリでお化け役を演じていたのだが面白
い事にモロに白い仮面があり、まるで犬神家の一族の犬神佐清が
劇中で被っていたスケキヨマスクが結構インパクトがあったのを
覚えている。

 また最近は電子黒板があるのでコチラの方でネットにつないで
リングのBGMなどを流していたので、コレなら来年あたり誰かが
多治見要蔵のコスプレをして電子黒板で八つ墓村の32人殺戮シー
ンのBGMを流せば子供達は絶対に怖がると思うのだ。

 やはり異形の者以上に素の顔の方が怖いわけで、そういう意味
では山崎努が演じた多治見要蔵の殺戮シーンは子供達がトラウマ
になるぐらいの怖さだった。

 下手な妖怪よりも山崎努演じる多治見要蔵の方がよっぽど怖い
のだから。

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