2019夏の甲子園 第13日

 gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-190820-201908200000341

 

　今年の夏の甲子園も残り3試合。

　

　大会13日目は準決勝2試合が行われるのだが注目カードは第2

試合の中京学院大中京－星稜で、星稜はエースの奥川を先発で起

用するのか？などが注目ポイントだったし中京打線がラッキー7

でビッグイニングを作るというのを考えると星稜投手陣と中京打

線という事になるのだろうか。

 

　第1試合は関西勢同士の対戦で温存されたきた明石の中森を履

正社打線がどこまで打てるかの一方で、履正社のエース・清水が

中1日で先発するのかというのも焦点になる。

 

　第1試合：履正社 7－1 明石商

 

　雨で1時間遅れで始まった第1試合は先攻の履正社が1番&2番の

長短打で先制すると1アウト後4番以下の3連打で一挙に4点を先行

したのに対し、その裏に明石も履正社の先発・岩崎から1番のHR

で1点返すのだが2回以降はランナーを出しながら互いに得点でき

ず回を重ねる。

 

　そして迎えた5回に履正社は1アウトから6番&7番の長短打でセ

ンターがもたつく間に待望の5点目が入る。

 

　これで楽になった岩崎は5回&6回と2ベースを打たれるが共に2

アウトからで大したピンチにはならず、最終的に9回にも3番がヒ

ットで出塁すると連続四死球で満塁から1アウト後7番がタイムリ

ーを放ちダメ押しの2点を追加し勝負を決めた。

 

　雨による1時間遅れの試合開始という状況が中森の立ち上がりに
何らかの影響を及ぼしたのかもしれないし、1点で済むところが4

点にもなってしまった形で結果的に1点なら初先発の岩崎も厳しか

ったかもしれないが4点が入ったのが勝敗の分岐点だったのかもし

れない。

 

　第2試合：中京学院大中京 0－9 星稜

 

　星稜は3回戦から中2日で奥川を先発させ1回に1番からヒットを

打たれるが後続を断つと、その裏に1番がヒットで出塁し四球にバ

ントで1アウト2・3塁から4番の犠牲フライで先制する。

 

　更に2回には2つの四球で1アウト1・2塁から1番のタイムリーで

2点目を挙げると、3回には3番の2ベースを足場に2アウト後6番の

タイムリーで3点目を挙げ更に連続四球で満塁から9番のセンター前

ヒットをセンターが後逸し6－0となる。

 

　奥川は先頭打者にヒットを打たれた後は完璧なピッチングで7回

まで10三振を奪う好投を見せて、7回裏に決定的な3点を加え9－0

として勝負を決めた。

 

　3回戦の智弁和歌山戦をタイブレークの末にサヨナラ3ランで勝っ

た事がチームに勢いを付けたようで、一昨日のベスト8でも奥川が

登板しなかったのでメンバーが結束して大量17点を挙げ快勝すると

今日も奥川を休ませられるように3回までに6点を取るなど星稜は乗

っている状態だ。