帰ってきたウルトラマンがウルトラマンジャックと呼ばれ始めて40年

　今から40年前の今日84年3月26日に3月17日から公開されていた
劇場用映画・ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団を
西新のテアトル西新まで見に行った。

　テアトル西新といえば前年10月にゴジラ復活オールナイトを見
に行って以来で、いろんな情報誌を見ているとウルトラファイト
のようなウルトラヒーロー達の戦闘場面を編集した作品だろうと
思ったのだが当時はウルトラのほとんどがビデオ化されておらず
ウルトラヒーロー達の戦いを見られるだけで嬉しかったのだ。

　ウルトラファイトよろしくウルトラ戦士と怪獣の戦いの一部を
古館伊知郎アナの実況でが行われていたりしていたので、ウルト
ラファイトを見て育った私には楽しめるものがあった。

　ところが帰ってきたウルトラマンが登場すると‘ウルトラマン
ジャック’と聞きなれない名前で呼ばれていたのだが、どうやら
今作から初めてウルトラマンジャックという名前が出て来たと
いう事だろう。

　それからしばらくして小学生のお客さんが‘ウルトラマン・セ
ブン・ウルトラマンジャック’と言っていたので、まぁこの世代
には帰ってきたウルトラマンよりもジャックの方が呼びやすい
だろうなと思っていたのだ。

　以前ドクタースランプと呼ぶかアラレちゃんと呼ぶかで原作
から読んだ世代かアニメから見た世代か分かると岡田斗司夫が
言っていたようだが、さしずめ帰ってきたウルトラマンをその
まま‘帰りマン’とか‘新マン’とか言うのはリアルタイムで見た世
代に対し‘ジャク’と呼ぶのは70年代後半生まれなのだろうと言
う事になるのだろう。