変身キャラの名前入りソングについて

 ウルトラマンエースの38話で孤児院を慰問に訪れた北斗達がみんなに「さぁみんなでウルトラマンエースの歌を歌おう」といって合唱させるがしっかり
「今だ変身、北斗と南」
とあるので
‘正体を自分からバラすなよ!’
と突っ込みたくなった事があった。
 せめてTACの歌にすれば・・・と思ったが1番のサビは
「行け行け TAC、北斗を乗せて」
2番は「南を乗せて」とあるから一緒か。
 因みに南夕子が月へ帰る時に隊員達がTACの歌を合唱して送り出すのだが途中までは1番でサビの部分は3番の「仲間と共に」とつないでいた。
 ところで変身する人物の名前が入った歌はどれだけあるだろうと思って調べるとOPに使われているのは「ウルトラセブン」の2番で‘モロボシ・ダンの名を借りて’というあまりにも有名な歌詞があるが1番で使われたのは意外にも前記した「ウルトラマンエース」と「ジャンボーグA」の ‘叫べナオキ、ジャンファイト’ぐらいだ。
 円谷作品以外では仮面ライダーシリーズのOP曲には一切出てこないしPプロ作品の「怪傑ライオン丸」で‘変われ獅子丸、ライオン丸に’とあるぐらいで後は「イナズマン」の2番に‘渡五郎はイナズマン’だった。
 それぐらいOPの歌詞に変身する人間の名前は出てくるものではない、にも拘わらず数少ないウルトラマンエースでこういうシーンが出てくるのは皮肉である。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 松中信彦低迷... ホークスやは... »
 
コメント
 
 
 
正確には変身ヒーロー物ではないですが (柴田真紀)
2006-10-07 00:20:36
 『ナショナルキッド』の第1話で、ヒーロー・ナショナルキッドが画面に登場する前から、少年探偵チーム(正確なネーミングは失念)が、

「みんなで歌を歌おうよ」

 と言い出し、

「雲か嵐か~ ♪」

 と歌いだすのにビックリしたことがありました。



 キミらナショナルキッドの存在を知らないのに、なぜその歌が歌えるのか?

 ……と。



 昔のヒーロー物は、こういうところはけっこう杜撰ですネー。
 
 
 
Unknown (まみ)
2006-10-07 06:40:47
なんとまあ、おおらかで純真無垢て感じがいいですね♪

理詰め尽くしが求められる雰囲気の今の特撮ではこんなこと許されないような^^;……



 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-10-07 08:14:15
>柴田真紀様

 こういう大らかさが昔はありましたね。

 石堂淑朗作品には、こういう流れがよくありましてこの38話もそうでした。

>まみ様

 今の視聴者はけっこうリアルでないとバカにしますから

「空想科学読本」などで結構突っ込みまくったおかげで

例えばセブンのホーク3号が滝から発進するシーンなどは

今ではボツになってます。
 
 
 
Unknown (うるぱぱ)
2006-10-07 18:33:39
スタッフの方々も気づかなかったはずはないですよね
 
 
 
Unknown (うるぱぱ)
2006-10-07 18:40:43
↑失礼、途中で投稿してしまいました(^_^;)

当時の撮影の自由さと言うか、純粋に製作を楽しんで

スタッフの方々も作っていたのでしょうね。

今では許されないのかもしれませんが、

エースならば許してしまうエピソードです
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-10-07 21:46:40
>うるぱぱ様

 第2期のウルトラにはグドン・ツインテールやナックル星人編を演出した富田義治氏や特撮の矢島信男氏など

東映系のスタッフが参加していた事もあるかもしれません

 東映作品はリアリズムよりエンターテイメントに徹した

演出がわりとありますからね。あとやはり第2期で多くの脚本を書いた石堂淑朗氏の作品はこういう突っ込める話が多かったです。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。