パイロットは地上任務が苦手?

 ウルトラマンガイアの‘野獣包囲網’では宇宙から飛来したウルフガスに
対して出動したチーム・ライトニングが苦戦する。
 逃げるウルフガスを追跡しながら我夢の梶尾らが狙い撃ちするが、外して
しまい当たらない。
 結局一晩中追跡するハメになり捕獲できなかったが、ファイター機から
射撃すると命中する。

 通常のウルトラシリーズはレオのMACを除いて少数精鋭だから戦闘機
操縦の腕前や射撃も一流。
‘射撃の名手’‘名プランナー’‘発明家’‘力持ち’などという特技はある
ものの、実際には戦闘機の操縦から敵の追跡や地上攻撃などジェネラ
リストのチームである。
 だから今回のような事は記憶にない。

 ただXIGの場合は戦闘機乗りや陸戦隊、レスキュー部隊に水中戦闘用の
チームがある。
 いわゆるスペシャリストチームの集合体だ。

 通常の世界では戦闘機のパイロットが陸戦をこなす事は考えづらい。
 撃墜されたパイロットが脱出して着地地点に現れた敵と拳銃で応戦
するというのはあるかもしれないが、普通ならそのまま味方に収容される。 

 だからリアリズムという面では、今回のようにパイロットに射撃させても
外すのが当たり前だ。
 XIGが これまでのウルトラ防衛組織に比べて、よりリアリズムを追求
しているというのが分かるEPだ。

 そういう意味で、このEPは面白い。

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