釜山よもやま話

 釜山では先日した3つのトラブル以外にも笑うに笑えない話があった。
 まず釜山に到着した我々を迎えに来たホテルの車だが、運転手に引率
の先生が‘○○さん来てるやろ’と尋ねると ‘○○さん今日休み’と言う。
‘そんな事あるか、ホテルで会う約束をしてるのに’と言い返しても
‘いないものは、いない’の一点張り。

 更にホテルは高台の中腹にあるので‘ホテルに車を入れる前に一番
上の展望台に寄ってくれ’と言ったのに運転手は無視してホテルの駐車
場に突っ込むと、そそくさと逃げて行ってしまった。
 しかもホテルの玄関口には先生が言っていた○○さんが しっかりいる
ではないか!
 ○○さんにホテルに着くまでの話をすると‘あの運転手は使えないヤツ
らしい’
 なんで そんな使えないヤツを迎えにやるのか・・・・・

 帰りのビートルに乗り損ねた我々は釜山からソウルまで飛行機で行く
べく釜山ターミナルから空港までタクシーで移動する事に。
 するとこのタクシーが、いわゆる‘カミカゼ・タクシー’
 信号を平気で無視しブッ飛ばすだけならいいが、踏み切りにさしかかった
時に警報機が鳴り始め列車が向こうに見えているにも拘わらずアクセル
全開。
 遮断機がないのにも驚いたが、他の車も一気に加速して踏み切りを
渡っているのだ。
 日本なら警報機が鳴り始めたらスピードを落とすのに、コチラでは加速
しているのには驚いたしレンタカーなどで運転するものじゃないと痛感した。

  釜山から金浦空港に到着し国内線から国際線に乗り換えるべくターミ
ナルを移動している途中、私が一番後に横断歩道を渡り始めると点滅
していた歩行者用の信号が突然赤になった。
 コチラの歩行者信号は青の時間よりも点滅時間が長い まるでウルトラ
マンのカラータイマーみたいなのだ。

 まだ横断歩道の中間にいたのだが、何と信号が青になったら歩行者が
いるにも拘わらずいっせいにスタートしたではないか!
 慌てて中央分離帯に逃げ込み事なきを得たが、聞くところによると韓国
は車優先らしい。
 ミスでソウルまで移動して車に轢かれたらシャレにならない! 

 そんなトラブル続きだったが、私には韓国料理は口に合い美味しく食べ
られた。
 特に朝食をクッパ専門店で食べたのだが、ドンブリ一杯に注がれた
クッパは日本では味わった事のない美味さ。
 ただ量が多いので私のみおかわりしたが、他のメンバーは残す者が続出
したのだった。

 それに引き換え現地の人たちは平然とおかわりを

しているではないか!

 前日の焼き肉の昼食といい、海鮮料理の夕食といい現地の人たち専用
の店で食べたので他のテーブルを見ていたがホントによく食べる。
 韓国人がフィジカルが強くガッシリしているのが分かる気がしたものだ。

 韓国人の食生活の一部を垣間見る事が

できて、ホントに楽しい2日間だった。

 もっとも帰ると家族から‘ニンニク臭い!’と

不評だったが・・・

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