悲惨だった実地試験講習会

 今から50年前の昨日83年11月19日に営業終了後に区の教育部長の
店で国家試験の実地試験講習会が行われたので、営業終了後に店長
の運転する車で行き2時間近く練習したのだが悲惨な出来で教育部
長以下幹部のみなさんから酷評されまくったのだった。 

 国家試験の実地試験はカットとヒゲ剃りに3つのビーカーに入っ
た消毒液を当てるという3つの科目があるのだが、消毒液を当てる
のは何とかなるしヒゲ剃りもお客さんに施術していたので問題は
カット。

 カットなどした事がないし手順も師匠や先輩方で違うのだから、
馴染みもなく
教科書通りの手順は知っていてもチンプンカンプン。

 考えてみれば国家試験を受けるのは当時では全日制で理容学校
を卒業すると3年目の春、通信制を卒業すると4年目の秋になるし
特に秋は通信制卒業生が受けるので4年目になるとカットに入る
人も多い。

 さらに一緒に講習を受けたのは師匠の娘と2人だったのだが、
師匠の娘は春に既に1回受けているので2年目の秋に初めて受け
るのは私のみ。

 もともと不器用なタイプなので教科書通りという事こそ大の
苦手だったので
講師の方々から叱責を受け、あからさまに‘こり
ゃ受からんやろう’と練習している後ろで言われまくる中で2時
間が終わった。

 もっとも同じ基本パターンを続けてやっていたら何とか要領
が分かって来たので1週間後の時点で、
大丈夫じゃないかと思っ
たりしたわけだが大変な講習会だったのは間違いない。

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コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2023-11-20 23:13:07

講師の方々から叱責を受け、あからさまに‘こり
ゃ受からんやろう’と練習している後ろで言われまくる中で2時
間が終わった。

いまなら「パワハラ」になりそうですね。いや、そうでもない?

私は徹底的に不器用な人間なので、とても他人様の髪の毛など切れませんし、ひげそりにいたってはもってのほかです。
 
 
 
それよりも (こーじ)
2023-11-20 23:43:11
>Bill McCreary様

 それよりも私達を店に送ってくれた店長が店で見ていたのですが、帰途および翌日師匠に酷評されたのを輪をかけて更に酷評していた事でコチラの方がパワハラ的な感じでした。

 まぁやっている間に手順や要領を覚えてから何とかなり、国家試験当日はそれなりにこなせてましたけどね。
 
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