7人制ラグビー日本男女パリ五輪アベック出場決定

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-231119-202311190001030

　大阪ヨドコウスタジアムで行われているパリ五輪7人制ラグビー
アジア予選の決勝が今日行われ、女子は中国に男子は香港に勝って
パリ五輪のアベック出場を決めた。

　先に行われた女子は中国が先制するも日本は前半のうちに逆転す
ると、後半もT&Cを決めて21ー７とリードするも終了間際にT&Cで
7点差まで追い上げられるが21ー14で逃げ切った。

　男子も香港相手に先制されたのを追い付くも前半終了間際にT&C
を決められ7－14で折り返すと、後半もチャンスを作りながら反則
などで得点できない中で残り2分で追い付くとラストプレーでT&C
を決めて21ー14で劇的な勝利だった。

　もともと7人制は日本では地味な扱いで五輪種目になった事から
ようやく注目されるようになったが、基本的に国外での試合が多く
国内でのアジア最終予選開催というのは珍しくBSながらTV中継さ
れたので両試合とも見る事ができた。

　15人制と違うのは得点した方がキックオフで蹴り込めるので敵
陣でのプレーが続き、キックオフ以外あまり蹴らないので前後半
7分づつだから下手すると7分間まるごと敵陣で攻撃が続く事もあ
るのだから一旦相手にペースが行くと取り戻すのは容易ではない。

　だから男子の香港戦は前半は相手ボールのキックオフで先制さ
れるも一旦追い付きリードを許してマイボールキックオフできる
後半になっても大丈夫だと思っていたのだが、5分まで得点できず
何とか残り2分で追い付くも残りは1分もなかったので15人制のよ
うな得点された方がキックオフというルールだと勝ち越すのは難
しかっただろう。

　今大会は優勝チームのみ出場権を与えられ2位と3位は最終予選
回しになるのだが、強豪のヨーロッパ勢がいるので出場権を取る
のは難しいので今回のアジア枠で取れたのは大きかった。

　ちなみに本来この最終予選は小倉のミクニワールドで行われる
予定だったのだが、規模が大きいため直前に大阪ヨドコウに変更
されたので小倉なら見に行けたのに…と少しばかり残念だった。