ラファエルは完成していたが・・・・

 ウルトラマンネクサスのEP35は防衛チーム・ナイトレーダーが実験台にされた
瀕死のデュナミスト・千樹憐を救出するために上部組織であるTLTに対する反乱
がメインテーマだが、忘れてならないのが憐がホワイトスイーパーから連れ去ら
れた直後にフォートレスフリーダムに残った海本隼人がプロメテの子からラファ
エル完成の一報を受信していた事。


 水原沙羅からラファエル開発の中断を告げられながら海本隼人は憐を救う
ために秘かに開発研究を行っていたのだが、前作で‘ラファエルは間に合う
のか?’と沙羅から尋ねられたように実は しっかり知られていた。


 それから ほどなくして完成したという事は、それまで秘かに開発していたので
時間が
かかったものの責任者の沙羅公認となったので開発できる時間が早まっ
たという事だろう。


 ところが‘憐は助かる’と喜んだのも束の間、部屋に侵入した何者かの攻撃を
受けて海本は倒されてしまう。


 海本ほどの男が あっさりと倒されてしまうとは意外だったが、そういえばEP32
でも脱走した溝呂木を追跡中にMPの三沢広之が襲撃された時も今回の海本と
同じようなリアクションを見せていたので2人からすると顔見知りの犯行だろう。


 顔見知りといえば溝呂木が死ぬ前にアンノンウンハンドの存在が身近にいる
という事を仄めかしていたので恐らく憐がホワイトスイーパーから捕獲されビー
スト振動波の照射実験台になるだろうという事を把握していたと思われる。


 しかも実験の責任者・松永管理官は‘憐が死ぬ前に何としても’と焦っている
様子だったのでウルトラマン抹殺には都合がいいと思っていたのだろうが、
ラファエルの早期完成は予定外の事だったのではないか?


 そこで海本を襲撃して昏倒させる事によりラファエル完成の報告を遅らせようと
したのかもしれない。

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