ネクサスには季節的なEPがない

 ウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズなど昨今の作品はOA時期と
ストーリー展開がシンクロするケースが多く、特にクリスマスや正月の
頃には それに因んだEPが多い。

 第1期ウルトラの頃は そういった意識は希薄だったようだが1月2日
OAのウルトラQ1話はゴメスとリトラという複数怪獣が登場する唯一の
EPだし、元日OAだったウルトラマンもレッドキング復活編でドラコや
ギガスという3大怪獣が登場する娯楽編になっている。

 また正月明けにウルトラマンはゴモラ、セブンはキングジョーという
前後編モノの大作がOAされているのも時期的なものだろう。

 ところがウルトラマンネクサスの場合は元日を挟んでクリスマスや
正月明けにOAされたEPが、シリーズ中でも最も陰惨といわれたノス
フェル編になるのだから評判がよくなかったのも納得する。

 ネクサスは1年を通じて1つの話を終わらせるという大河ドラマ型の
スタイルなのでクリスマスや正月などの時期的なネタは避けていた感が
強いし取り入れるのも難しそうだが、同じ形式のガイアなどでも盛り上
がる大作を入れる事はあってもここまで陰惨なEPをOAするというの
は視聴者にとって嬉しいものではないだろう。

 ちなみにピープロ作品のスペクトルマンは72年の元日にOAしたEPは
草人間&コンピューター怪獣編で、このEPも地味で暗めの内容だったし
直後にOAされた仮面ライダーが本郷猛が復帰するスノーマン編だった
ため余計にスペクトルマンのEPが陰鬱に見えたのだった。

 リコが命を落すEPが12月18日OAだったからクリスマスに1つの
区切りではあるものの悲惨なEPをOAせずに済んだわけだが、それを
きっかけに孤門が奈落の底へ追い込まれるEPがクリスマスというのも
今考えると決していい時期ではなかったと思う。

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