U-23日本、前半3発でガーナに快勝。トゥーロン国際大会へ弾み
鳥栖のベストアメニティスタジアムで昨日行われたサッカーU-23
日本代表がガーナ代表に3-0で勝ち、リオ五輪の出場権を得た1月
のアジア最終予選以来の試合を飾った。
五輪の初戦で対戦するナイジェリアを想定して対戦したアフリカ
勢のガーナとの試合だが、11分と15分に矢島慎也のゴールが決ま
ると30分には新たに加入した富樫敬真のループシュートで3‐0と
リードを広げる。
守っては植田直通と奈良竜樹のCBコンビを中心に体を張ってガー
ナの攻撃をシュート5本に抑え込んで快勝した。
こうしてみると非の打ち所のないゲームに見えるのだが対戦相手の
ガーナはフル代表とはいうものの平均年齢は21歳ぐらいで、ストロ
ングポイントである体の強さやスピードも今ひとつだったし特に前半
は動きが悪かった。
一方の日本にとっては本大会の登録人数が18人と少ない中でオー
バーエージまで使われる可能性が高いので、この試合と21日から
行なわれるトゥーロン国際がセレクションマッチという形になって
いるので選手達のモチベーションも高く空回りしなければこういう
形になるわけだ。
特に日本での試合は対戦相手がしっかりとしたメンバーが揃わな
かったり、移動の疲れや時差の関係でコンディションが今ひとつと
いうケースが多いので割り引いて見る必要がある。
これは今回の試合だけでなくフル代表のホームでの国際親善試合
ではこういう事が多いので快勝しても注釈付きになるし、敗れると
‘こんな相手に・・・’と言われるるわけで無知なマスコミを喜ばせ
るだけの試合になる。
だからU-23のメンバーの真価が問われるのは21日から始まる
トゥーロン国際という事になるのは間違いない。