ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
‘燃える闘魂’天国へ

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221001-0115
元プロレスラーで参議院議員も2期務めたアントニオ猪木氏が、
今朝全身性アミロイドーシスが原因の心不全で亡くなった。
享年79歳だから、もう少し長生きして欲しかった感が強いけど
現役時代から糖尿病を患っていたらしく華やかな経歴とは裏腹に
晩年は病との戦いをしていたのが分かる。
もともとプロレスラー特に猪木のスタイルはストロングスタイ
ルで、敵の攻撃をしっかり受け止めて反撃するというのは相当な
ダメージを蓄積させるし相撲の力士同様に筋肉の鎧を作るために
は大量の食事を取ったりするのでカロリー過多になりやすいだろ
うと思うのだ。
氏については既にあらゆる媒体で功績を記されているので敢え
て書かないが、個人的な感想を言わせてもらうと・・・
64年生まれの私が猪木の名前を知ったのが当然プロレス中継で
ジャイアント馬場とタッグを組んでいたものの、猪木の方が先に
登場するわけで馬場の方が格上と思っていた。
ところが猪木が金曜20:00からのプロレス中継でメインを張り
始め‘馬場はどこに?’と思っていたら、土曜20:00からの全日本
プロレスに登場しており必然的に猪木の新日本を中心に見るよう
になっていた。
そしてプロレスだけに飽き足らず柔道ミュンヘン五輪2冠のウ
イリアム・ルスカやモハメド・アリに、極真空手のウィリー・
ウイリアムスらと次々に対戦するなど話題の中心に猪木がいた。
またマサ斉藤との巌流島の対決など多くの話題を振りまいて
くれていた一方、事業の失敗で莫大な借金を作るなど話題に事
欠かなかった。
以前も記したが88年2月に初めて博多スターレーンで猪木を
生で見た時に腕や太腿が妙に細く、Jヘビー級の藤波辰爾より
細かったので驚いたものだが既に重度の糖尿だったとは後か
ら知った。
ちなみにタイガーマスクで声を充てていたのが虎の穴の悪
役レスラーも兼ねていた中曾根雅夫氏で、氏はウルトラマン
の叫び声を担当していたのでタイガーマスクの中で猪木はヒ
ーローだった事になる。
それにしても猪木の蒔いた種は藤波辰爾ら隆盛を極めてい
る新日本プロレスの後輩だけでなく、前田日明らに受け継が
れていると思う。
馬場が亡くなったのが99年1月だから天国で馬場から‘やっ
と来たのか’と迎えられているのではないだろうか。
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天才肌あるあるでファンとして遠くから接するならいいのですが、親しくなると大火傷するタイプの人間ですよね。
だから梶原一騎だけでなく新間寿のように蜜月関係から、対立してしまうケースが多々ありましたからね。
マスコミは猪木のいいところしか報道してませんでしたので。
日テレは全日本プロレスで馬場をサポートしているぐらい猪木とは最も距離があるTV局でしたけど、まさか最後の仕事が日テレとは皮肉なものですね。
まぁ天才肌の一方で経済面はハチャメチャといえば映画監督の黒澤明も然りですから、天才肌の人は一部に突出しているケースって多いですからね。
24時間TVにも出演してましたから持ち直していた感じで‘まさか’でしたよね。
天国で馬場や三沢に鶴田や橋本と再会しているでしょうね。