やはり裏切った地獄大使

 今から50年前の昨日72年9月30日にOAされた仮面ライダー88話で
地獄大使がガラガランダ―の正体を現し仮面ライダーと戦うも、あ
えなく敗れ‘ショッカー軍団万歳!’と叫んで大爆発し最期を迎えショ
ッカーは滅んだ。

 実はこのEP地獄大使はショッカーの裏切り者として処刑される寸
前に本郷猛と滝が救出し味方に付いたかに思われたのだが、最終的
にガラガランダ―の正体を現して仮面ライダーと戦いライダー返し
からライダーキックで倒されるのだった。

 ここで問題なのは地獄大使の裏切りで、前回のウニドグマ編から
ゲルショッカーの新怪人ガニコウモルが登場し始めショッカー首領
が地獄大使を見限ったかの印象を与えていた。

 しかしコレ東映作品のあるあるだ。

 古くは仮面の忍者赤影の黄金の仮面編で双子の忍者・猿彦&犬彦
が登場し、猿彦が赤影陣営に付くもテレパシーを使って赤影サイド
の情報を流したりしていた。

 つまり東映作品では悪の組織のから裏切り者が出て‘正義サイドに
助けを求めて匿ってもらうものの、最終的に正体を現してヒーロー
と戦うという展開は度々見る事ができる。

 最近では11年の仮面ライダーフォーゼで天の川学園の仮面ライダ
ー部にリブラゾディアーツこと速水公平校長が、サジタリウス・ゾ
ディアーツこと我望光明理事長から粛清される事で助けを求めるが
最後は仮面ライダー部を裏切ったのを見て‘やはり’と思ったわけで
ある。

 まぁ仮面ライダーフォーゼのメインライター中島かずき氏は昭和
のヒーロー大好き脚本家だから、東映作品の‘お約束’をしっかり入れ
てくれたわけだが代表格のEPこそ仮面ライダーのガラガランダ―編
だろう。

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