ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
世界戦を戦うのに必要なのは
井上尚弥以外は全敗…福原辰弥も敗れ「令和」の日本人ボクサー総崩れ
昨日タイのチャチュンサオで行われたWBCミニマム級タイトル
マッチで挑戦者の福原辰弥は、王者のワンヘン・ミナヨーティンに
8R偶然のバッティングによる負傷判定の末に0-3で敗れ王座返り
咲きに失敗した。
これで新元号の令和になって行われた5月の世界戦8試合で日本
勢は井上尚弥が勝った以外は全部敗れ1勝7敗となったわけだが、
こうしてみるとIBFとWBOが加わり4団体の世界タイトルに挑戦
できる可能性が広がっても世界を取るにはしっかりした地力が必
要という事が分かるだろう。
現在のボクシング界は4つの統括団体公認の王者にスーパー王者
や暫定王者などのタイトルが乱立し、世界王者のありがたみがなく
なっているのが現状だ。
だから世界戦といっても希少価値がなくなり高視聴率が期待でき
るコンテンツではない事から5月の世界戦は国内開催が2試合で、
全国ネットの民放地上波中継はなく黒田雅之の世界戦こそTV神奈
川だったが小西怜弥の試合は地上波はおろかBSやCSですら中継
なしという状況だった。
逆に井上尚弥と伊藤雅雪の海外での防衛戦はWOWOWで生中継
され、木村翔や久保隼に船井龍一の挑戦試合もWOWOWでの録画
中継という形で海外での世界戦の方がTV観戦できるという逆転現
象が起きている。
20世紀までの日本のボクシング界はプロ野球同様に民放地上波
による放映権料をアテにしたビジネスが主流だったので世界戦と
名前が付けば中継してもらえていたのが、最近では先述したような
事情から視聴者も賢くなり視聴率も上がらないためボクシング離れ
が目立ち始めているのが現状だ。
つまり以前なら世界王者を抱えれば儲かっていたのが、今や世界
王者になっても知名度が低くスポンサーも集まらないという状況に
なっている。
こうしてみると世界戦を戦うには最近よく見られるようになった
挑戦者決定戦のような試合を勝ち抜いてから挑戦するべきだろうし、
噛ませ犬のような相手に勝ち星を重ねて世界ランク上位に進出して
挑戦というやり方では世界は取れないし取れてもろくに防衛できず
に終わる事になるだろう。
« 財前五郎と梶... | 光線技はバラ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |