ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
光線技はバラエティ豊かな方がいい
先日NHKでOAされたチコちゃんに叱られるの中で‘ウルトラ
マンがスペシウム光線を撃つ時に両腕を十字に組むのはなぜ’
というお題があった。
これはCGがない時代にスペシウム光線が手描きだった事から
腕が固定されてないと合成の時にマズいという事から飯島敏宏
監督達達が試行錯誤の末に決めたというエピソードなどが語ら
れていたのだが、昭和の時代に特撮関連の書籍で光線のバラエ
ティは日本ならではの文化という事が記されていたのを思い出
した。
確かにスター・ウォーズシリーズをはじめとした光線は基本
的に直線状のヤツばかりだったし、007ムーンレイカーで宇宙
空間での戦闘シーンでの光線銃の撃ち合いでも直線状のものし
か見かけなかった。
たしかにデススターが発射する惑星を破壊する光線は発射口
がパラボラ場なので、日本的な映像ではマーカライトファーブ
のようなシャワー状の光線が発射されるのではないかと思った
りする。
スペシウム光線などのシャワー状の光線以外にもキングギド
ラやメーサー殺獣光線車の光線のような稲妻状のもあるなどバ
ラエティ豊かだし、ウルトラマンA以降のカラフルな光線もなか
なか味わいがある。
ただリアルに考えるとスター・ウォーズシリーズなどの光線
の方が正しいわけだが、見た目などのビジュアル的なものを考
えると日本製のバラエティ豊かな光線描写の方が面白いと思っ
たりする。
やはりウルトラマンの手刀部分から直線状の光線が発射され
てもパッとしないし、キングギドラの口から発射される光線が
直線状でも味わいがないわけだから。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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直線だと、首が動き回るので合わせにくいみたいな。
スペシウム光線のように固定しやすいポーズにはできませんもんね
そういうところから光線のバリエーションが増えていったのかなー、と。
マイナスをプラスに変えるのは昔の特撮の素晴らしいところですよね!
まさしく‘マイナスをプラスに替える’というのが円谷特撮の真髄ですよね。
円谷プロの旧社屋を見たら、とてもじゃないが近未来の特撮作品を作っている会社とは思えないものでしたけど、だからこそ‘ああしたい’‘こうしたい’という想像力が沸いていたのだと思います。