大谷翔平が壊して来た旧態然とした常識は


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/baseballking/sports/baseballking-304988

 昨日の朝9:00前にLAエンゼルスの大谷翔平が、01年のイチロー
以来のアメリカンリーグMVPに満票で選ばれたというニュースが
流れた。

 全米野球記者協会の会員30人全員が大谷を1位に選出する1位票
満票でのMVP獲得なのだから凄いし打率,257・46HR・打点100・
盗塁26で、投手としても23試合登板・9勝2敗・防御率3,18・奪三
振156というのだから文句なしの成績だろう。

 個人的にはチームがポストシーズンに進出してないというのが
懸念材料だったが、ここまでの投打にわたる圧倒的な数字を残せ
ば どんな偏屈者でも1位に入れざるを得ないと思う。

 大谷の凄さについては昨日から多くの媒体で語られているので、
新たな開拓者としての要素を記してみると。

 昭和の末期に元ドラゴンズの板東英二が自著・プロ野球知らな
きゃ損をするの中で‘野球という競技は瞬発系の競技だからジャイ
アント馬場に代表されるように日本人の高身長は俊敏に動けない
ため、プロ野球選手で活躍できるのは180cm台半ばまで’と書いて
いたのだが、大谷翔平の身長は193cmだからトレーニング方法な
どの発達で問題はなくなっていると思う。

 195cmのダルビッシュ有が登場した時はイラン系のハーフとい
う形で逃げられたのだろうが、大谷の成功で190cm台の選手でも
日本どころか最高峰のMLBでも活躍できる事が証明された。

 打者としても大谷の極端ともいえるアッパースイングは高校時
代からではあるが、20世紀までの日本での打撃理論でアッパース
イングは否定されていた打ち方だった。

 それを日本最強打者といわれた松井秀喜を上回るホームラン数
を残せたのはアッパースイングゆえだと思うし、大谷の活躍で日
本でもアッパースイングが肯定される事になったと思う。

 しかも46本ものホームランを打てる傍ら盗塁も26とスピードと
パワーを兼ね備えるというのはハードルが高いとされていたが、
MLBでここまでできるとなると身体能力が高い選手もチャレンジ
するケースは増えて来るだろう。

 ともすれば日本のマスコミはOB達の経験論を基準に過去の常識
に凝り固まっているケースが多く、それが選手達の進化を阻害して
いる事が目立つ。

 大谷の活躍は自虐的常識を打ち破るもので、これからもどんどん
活躍して旧態然とした日本のスポーツ界の常識を根底から覆しても
らいたい。

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