セ・リーグのCS、1stステージについて考える

セパともに“下克上”ファイナルS進出は4年ぶり4度目 突破は1チームだけ

 今年のプロ野球CS:1stステージはパではイーグルスがライ
オンズにG3を5-2で勝ったのに続き、セもベイスターズがタイ
ガースにG3で6-1で勝ち共に3位の両チームが勝ち抜いた形で
ファイナルステージに進んだ。

 07年からセ・パで足並みを揃えてスタートしたCSは1stステ
ージは昨年まで10年間でパでは3位チームの勝ち上がりは実に
7回もあったのに対し、セの3位チームの勝ち上がりは4回と半
分以下ではあった。

 とりあえず2位のホームで全試合行えるので一見すると2位の
チームが有利に思えるのだが、特にパを中心に ここまで3位の
チームが勝つとなるというのは意外である。

 それにしても今年のセは甲子園だったし期間中に雨が続くと
いう予報だったので下手すると1試合も行われずに2位のタイガ
ースが勝ち抜く可能性もあったわけだし、事実14日のG1は雨が
降らなかったものの15日から雨が続いたので初戦を取ったタイ
ガースが勝ち抜けという形になると思われた。

 ところが15日にG2が田んぼのようなコンディションの中で強行
されてベイスターズが打ち勝つと、16日は中止になったものの
今日は昼前から雨が上がった事から挙行されベイスターズが勝った
ので勝敗を分けたのは15日に強行されたG2だろう。

 タイガーズにしてみると‘G2で勝っていれば’という事だろうが
何とも割り切れないものがあるのではないか。

 ベイスターズにしてみればG1を落とした時点で敗退を覚悟した
可能性が高いのに対し、タイガースは15日以降の雨で‘2日続けて
中止なら勝ち上がり’という意識があったのは想像に難くない。

 個人的には1stステージは予備日を含め雨などで4日間で終わら
ない場合は2位のチームが勝ち上がるケースがほとんどだという
話は初めて知ったわけだが、ドーム球場が2つのセの場合は万一の
場合を考えて近場のドーム球場を確保するかダブルヘッダーをし
てでも日程を消化させるべきではないだろうか。

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