大雪強風続き、記録的低温=北陸や西日本、交通も乱れ―奄美大島で115年ぶり降雪
コチラでは今日の15:00の気温が⁻3℃という記録的な寒さとなった
のだが、今の時期に絶対に体験したくないのがウルトラセブンの零下
140度の対決における地球防衛軍基地内である。
かつて地球に氷河期をもたらしたポール星人が襲来し凍結怪獣ガン
ダーを操って地球防衛軍極東基地の動力室を破壊したため、基地内は
零下140度の厳寒地獄に陥ってしまい基地を復旧させるか人命を優先
して撤退するかという究極の選択を迫られるEPだった。
一方でウルトラセブンも寒さに弱いという設定が追加されたため
猛吹雪の中で基地までポインターを放棄して歩いて戻るうちに変身
アイテムであるウルトラアイをなくすし、ガンダーから襲撃されて
カプセル怪獣・ミクラスと戦わせるものの…という展開。
しかし零下140度などという超低温の中で空調なしでは毛皮付き
ジャンパーの防寒服のみでは隊員達はたまらないわけで、復旧作業
にあたる隊員達も次々と倒れる中で遂に作業班の班長までが倒れ
てしまい最終的に撤退命令を出す。
ここでフルハシが1人で電動ドリルとスパナのみを使って動力を
復旧させてしまうのだから‘さすがは防衛軍のエリート・ウルトラ
警備隊隊員’というべきだが、考えてみれば動力室には原子炉の火
などというセリフが出てきたので原子炉がやられたという事で放射
能漏れなど かなりヤバい状況になっている可能性が高い。
それを防寒服のみ着用で電動ドリルとスパナだけを使って復旧
させるというのだから、とてもかないが今では作れないEPだろう。
最終的にガンダーはセブンとウルトラ警備隊のカルテット作戦の
連携プレーで倒されるわけだが、地球を第3氷河期にする事に失敗
した星人は‘地球人の忍耐や人間の持つ使命感に負けた’と言って
地球を去るのだから人類讃歌というわけだ。
このEP以降は超低温を操る侵略者が登場しても こういう氷点下の
サバイバル的なEPは見なくなっているので、未だに今回のような寒
さを迎えると‘ポール星人の襲撃’となってしまうわけだろう。