実相寺昭雄夫人初のウルトラ作品出演

 今から50年前の今日74年12月20日にOAされたウルトラマンレオ
37話・怪奇!悪魔のすむ鏡に、実相寺昭雄夫人こと原知佐子がマザ
ラス星人としてウルトラシリーズに初出演した。

 マザラス星人は過去に娘を亡くしており悲しみを埋めるためか、
自分が住む鏡の世界に人間の子供を拉致しており梅田カオルが亡き
娘に似ていたので自らの世界に誘い込んむわけだ。

 一方のカオルも星人が亡き母親と同じ顔だった事から誘惑されて
しまうのだが途中でカオルから偽者と見破られ、絶望した星人は般
若のような素顔を晒してなぎなたでレオと戦うが最終的にウルトラ
マントで作った現実世界に通じる鏡に拒絶されて消滅してしまう。

 本来なら般若の面を被っただけのキャラは手抜きと言われかねな
いのだが、原知佐子の母親的な姿から落差が激しく下手に異形の姿
にしないで良かったと思う。

 それだけ原知佐子と富永みーなの母娘は印象的で富永みーなが自
分で作った‘大の字の歌’が余計に物語を盛り上げており、思えば3話
後のシルバーブルーメ編で退場になるのだから事実上最後の主役的
なEPだろう。

 この般若の顔でなぎなたを振るって戦うというのがインパクトが
強く、22年後のウルトラマンティガでも原知佐子はマノン星人侍女
の人間態を演じている。

 さらにウルトラQ dark fanntasyやウルトラゾーンの東京ジュラ紀
などで印象的なキャラを演じていたわけで、その原点はマザラス星
人だと思う。

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