ようやくサッカー日本代表の監督決まる

バランスあるチーム作りに自信=ザッケローニ新監督が抱負―サッカー日本代表(時事通信) - goo ニュース

 南アフリカW杯でベスト16に入った日本代表の後任監督にイタリア人のアル
ベルト・ザッケローニ氏の就任が決まり、記者会見が今日あった。

 98年のフランス大会後はアーセン・ベンゲルの推薦でフィリップ・トルシエに すんなり決まり、02日韓大会後はファイナルが終わった直後ぐらいに川淵
三郎氏がジーコ監督就任を発表していたし、忘れもしない06ドイツ大会後は
同じく川淵氏がワザとらしく‘オシム’と洩らす失態を演じたのは記憶に新しい。

 それに比べると岡田ジャパンがパラグアイと引き分けPK戦で敗退してから
約2ヶ月、南アフリカW杯が終わってから7週間後と これまでの代表監督決定
からすれば遅かったなという感じではある。

 後藤健生氏によると遅れた原因の1つが、新監督探しを始めたのはW杯が
終わって日本代表の分析と課題のレポートを提出してからリストを作ってから
というもの。
 これではクラブ監督の方が代表監督より人気のあるヨーロッパでは既に新
シーズンの準備を始めているという事を考えれば‘W杯でベスト8、ベスト4と
もう1ランク上に行くためにはヨーロッパや南米のクラブで指導実績がある
だけでなくCLやリベルタドーレスでの経験がある’優秀な人材との契約が
難航するのは目に見えていた。

 だからイタリアのACミランでスクデット獲得経験があり、ユベントスなどの
監督経験のあるアルベルト・ザッケローニ氏の就任には驚いた。

 巷では期待する声とミラン以後はラツィオ、インテル、トリノなどで結果を
残せてないからと不安がる声もある。
 またイタリア人メンタリティが日本代表に合うかという問題もある。

 ここで生きてくるのがフィリップ・トルシエ時代の4年間だろう。

 自己主張の強いトルシエは再三にわたって協会と対立し何度も騒動を起こ
した事があったため、協会内部では未だにトルシエアレルギーが強い者も
いるという。

 しかし監督と協会の関係が良好過ぎたジーコ時代の結果と比べてみると、
やはり監督と協会の間に緊張関係がある方が いい結果を残せるのかもしれ
ない。

 ザッケローニもトルシエと同じくラテン系のタイプだから結果を残すため
には協会に対して相応の要求を突きつけて来る可能性が高い。
 ザッケローニを連れて来たからには目先の結果に拘る事なく、些細なコメ
ントに神経質にならないように使いこなす気概が必要だろう。

 まぁ これから4年間で どんな代表チームになるのか楽しみではある。    

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