スターチャンネルでOAされているサンダーバードの吹き替え版を
見ていると、わりあいメジャーな声優さんがゲストの声を担当して
いるのが分かる。
例えば1話のファイヤーフラッシュ編ではロンドンタワーの所長の
声を小林清志が担当しているし、機長の声を担当したのはウルトラ
マンGの岡部政明というように聞き覚えのある声だと思ったら・・・
というパターンが多い。
サンダーバードの場合ペネロープの黒柳徹子やブレインズの大泉
滉以外のトレーシーファミリーは個人的には あまり馴染みのない
声優が多いのに対し、ゲストでは2話以降も内海賢二をはじめ森山
周一郎や納谷悟朗など大物俳優達が担当しているのを聞くと妙に
嬉しい。
個人的には海外モノは出演者の声が聞ける字幕版を好んで見る
のだが、サンダーバードのような人形劇の場合は吹き替え版でも
十分楽しめるし故人となった人達の声が聞けるのが嬉しい。
よくしたもので悪役の声が多い森山周一郎や加藤精三らの場合
サンダーバードでも悪キャラの声の担当が目立つ。
同じ会社が作ったキャプテンスカーレットでブルー大尉の声を
担当したエド・ビショップの声を日本版では広川太一郎が葺き替
えていたのだが、エド・ビショップが謎の円盤UFOでストレーカ
ー最高司令官を演じると広川太一郎が声を担当したように同じ
キャラの声は一旦決まると違う人が演じた場合の違和感がある。
ちなみにBS-TBSでOAされている刑事コロンボでも名優達が犯人
達を演じているのだが、ゲストの声を大物俳優達が担当している
ので昔の海外ドラマを見る楽しみが そういう事だったのかと
思うのだ。