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こーじ苑
祝!イチロー9年連続200本安打達成
イチロー、初の9年連続200安打=大リーグに新たな歴史(時事通信) - goo ニュース
今日アーリントンで行われたテキサス-シアトル戦の Wヘッダー第2試合の
第2打席でイチローがショートへの内野安打を放ち、前人未到の9年連続
200本安打を達成した。
個人的には時間の問題と思っていたので
‘これで周囲の雑音から開放されてよかった’と思うぐらいだが、昼の
ニュースや夕刊などでは大騒ぎで号外まで出たようだ。
イチローの快挙についてはMLBに詳しい佐山和夫氏が
「キーラーの時代にはファウルはストライクにカウントされず、1リーグ8球団で投手は完投が当たり前のため打者が投手を把握しやすく変化球の種類も
少なかったのでイチローの方が価値がある」
と記されている。
だから
‘試合数が162試合もある’
‘球団数が増えてMLBのレベルが落ちただけ’
‘ヤンキースなど優勝争いをするチームなら難しい’
などというネガティブな評価をして価値を貶めようとする輩がいる
(特に日本プロ野球関係者)事に違和感を感じるのだ。
今シーズンは開幕から胃潰瘍で出遅れ、8月下旬からはふくらはぎを
痛めて全部で16試合を欠場している。
今年35歳になる事もあり‘イチロー衰えたり’と日本の常識で年齢的な
限界を挙げるメディアもあった。
正直言って確かに年齢的な衰えはあるのが当然だが、自らのコンディ
ションをしっかり把握しているから無理をせずにケガをしない。
いかに自己管理を徹底しているかという事だろう。
30代半ばになると日本ではケガを抱えている選手は多い。
無能なプロ野球OB達は‘ケガのない選手はいない’などと強弁して
いるが、イチローを見ているとそれが いかにうさんくさいか分かるのだ。
王貞治が
‘ハンク・アーロンがホームランを1000本打っていたら俺も1000本以上打てた
と思うが、756本打ってから打撃がおかしくなった’
と引退後にコメントしていたが、イチローに関しては まだ MLB単独の3000本安打やピート・ローズの通算4256安打など目標にできる記録があるので
モチベーションの枯渇というのはなさそうだ。
日本にいると王のホームラン記録などを中心にアンタッチャブルな意識が
強いが、MLBでは記録は破られるためにあるというのが常識だ。
そんなわけでイチローの快進撃は まだまだ続くと思われるし、イチローの
活躍が見られる時代に生きている幸運に感謝したい。
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日本でプレーを続けていたら、無能な監督やコーチに潰されていたかも知れません。彼には、純粋に野球を楽しみ、そして極めて欲しいと思います。後は、人間的にもっと親しみを持てると、良いですね。
結局 日本では1番といえば‘ボールをじっくり見て
球数を投げさせ できればフォアボールを取る’という
タイプがベストとされ、2年目の時の監督からそれを
要求されました。
どんなボールでもヒットできる自信があるイチロー
にとって それは耐え難い事だったでしょう。
最近の高校野球を見るとイチローのように多少ボールでも打ちに行ってヒットを打つ選手が増えました。
イチローがいなければ、こういう事をする選手はいなかたワケで現在の高校野球のレベルアップもイチローを見習っているからという要素がありますね。