レスリング世界選手権、取り上げるは女子ばかりなり

吉田「ほっとした」=世界一から一夜明け会見―レスリング女子(時事通信) - goo ニュース

 16日からハンガリーのブダペストで行われていたレスリングの世界選手権では
女子の吉田沙保里と伊調馨の2人が実力通りの戦いぶりで連覇を続けて
いる
だけでなく、48㌔級の登坂絵莉が初の金メダルを獲得するなど金3に銅を
1つ
獲得したのに対し男子はフリー&グレコを含めてメダル0に終わった。


 今大会は2月に五輪からの除外競技扱いを受けたものの、9月のIOC総会で
レスリングの残留が決定して盛り上がって迎えた大会だった。

 ロンドン五輪の66㌔級で金メダルを獲得した米満が登場してないとはいう
ものの、男子はフリーとグレコローマンの全階級でメダルを逃した話題は完全に
スルーされている。


 確かにメダルの宝庫と化している女子をマスコミが どんどん取り上げるのは
分かるが、メダルを取れなかった男子は‘なかった事’のような扱い
には首を
傾げるばかり。


 スピードスケートなどでもメディアが取り上げるのはメダルの望みがある500mの
結果だけで、かつて それなりに戦えていた1000mが全く世界に通じ
なくなっている
事実を隠蔽しているかのように取り上げようとしないのは
第2次大戦中の大本営
発表のようなもの。


 日の当たらない部分に花は育たないと言われるが勝っている間は持ち上げ負け
始めると全く取り上げないという報道スタイルでは競技を育てるのでは
なく消費
しているだけという形だ。

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