早いもので今月も残り5日で小学校の体育授業は今月初めの運動会終了後の
11日からはプール授業になっている。
実は先月の今頃に行われていたのが運動会の総合練習、いわゆる小運動会。
その日に娘を同じ敷地内にある幼稚園に送って行くとグランドの方から場内
アナウンスのマイクテストが行われていたので帰りに覗いてみると懇意にして
いる先生が担当していた。
そこで放送機材を見たらCDではなくテープを使っていたのが意外だった。
思えばダンスや遊戯などで使う音楽はCDの方が頭出しなどで便利なのでは
ないかと思っていたのだが、先生が言うには子供達がジャンプしたりするケース
が多いのでCDの針が飛んで不具合を起こすケースが多いからテープにして
いるとの事。
そういえば札幌ドームのファイターズ戦で稲葉篤紀が打席に入るとファイター
ズ応援のレフトスタンドの観客が‘稲葉ジャンプ’といわれるスタンドでの飛び
跳ねを行うと、カメラが揺れるのでTV画面が揺れるのが恒例になっている。
だから運動会などで子供達が飛び跳ねたりすると衝撃でCDなどのデジタル
系よりカセットテープのアナログ系の方が音が跳んだりするトラブルが起きる
確率は低い。
最近は車のオーディオなどでもカセットテープではなくCDしか聴けないように
なっているので運動会でカセットテープが有効活用されているというのも意外
だったが、やはり何事もデジタル万能ではない。
そういえば先週の水曜日に行われたボクシングのミニマム級タイトルの統一
戦を収録しようとしたら放送延長された部分が女房が収録する番組と被る
事が判明した。
我が家のレコーダーはダブル録画ができないので2つの番組が被る部分の
どちらかは収録を断念しないといけないのだが今のデジタルタイマー録画方式
では番組終了と同時に切り替えができずに無駄なCMの部分まで撮らないと
いけない。
そこで当日はタイマー録画ではなく手動での収録にして番組が終わり次第
すぐに裏番組のタイマー録画に入ったので5分ほど取り損ねをせずに済んだ
のだ。
一応アナログ時代を知っているから こういった対処法ができるものの、今の
タイマー録画方式しか知らない世代は対処できるだろうか?と思ったりする。
やはりアナログの智恵も捨てたものではない。