海のトリトン終了・やはり劇場版よりTV版に限る

 昨日で7月からNHKのBS-2でOAされていたTV版の海のトリトンが終
わった。
 基本的に毎週月曜から木曜まで毎週ハラハラしながらも楽しみに見ていた
のだが、愛着があったので終わってしまうと寂寥感に苛まれる。

 海のトリトンは春休みの3月に劇場版が同じBS-2でOAされていたのだが、
コチラでは再放送が殆どOAされなかったので劇場版でガマンせざるをえな
かった。 

 それが夏休みに入ったときに新聞のTV欄を見たらTV版がOAされていた
ので早速ビデオに収録してDVDに保存する事にした。

 劇場版の場合は全27話中、第1話と最終回は当然ながら使われているが
1/3にあたる9話分が使われていないのに気が付いた。
 海のトリトンは当時としては珍しく続きものだったため1話でも見逃すと
つながりが分かりづらいケースが多い。

 劇場版は上手く編集されていたので劇場版のみを見る分には悪くないが、
TV版を全話見ると海洋冒険ロマンの本当の醍醐味が味わえてないという
のが分かる。

 13歳の少年・トリトンが自らの出生の秘密を知らされ育ての親である一平
老人と別れて旅立って行く頃は 泣き虫でウジウジしていたり自分の感情を
コントロールできずにピンチに陥ったりしていた。
 それが21話で命をかけて戦い 途中から味方してくれたヘプタポーダを亡く
したぐらいから泣かなくなり、逞しく成長している感じがした。

 更に全体のストーリーには関係ないという事で劇場版ではカットされた
EPが意外に味わいがあるのが分かる。 

 劇場版も2時間18分と長いのだが、それでも全体の世界を きっちり反映
するのは難しい。
 あらすじを読む感じなら劇場版でもいいが、本当の魅力を味わうならTV
版を全話見る必要があると痛感した。

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